診断時:77歳
インタビュー時:80歳

1997年に診断を受け、同年TURPを受け、診断後はホルモン療法を受けた

語りの内容

――注射の副作用について少しお話していただけますか?

これはまた語るのは簡単ではないのですが、つまり、私は完全にインポテンツなのはもちろんですが、もっと悪いことに、性的な事にはすべて嫌気を感じるのです。

――そうですか。

例えばテレビでは直接性的なことではなくても、それに近いものは避けられないんですが、見るのはとても嫌なのです。私は思うのですが、この国は確実にかなり速いペースで悪くなっていっています。私としては自分ではそれを楽しんできたし、妻も素晴らしいセックスライフだったことを確認してくれると思うし、悩みみたいなもなはまったくありませんでした。しかし、今は自分がインポテンツだと思うと、あなたには分からないでしょうが、これは心理的な影響を与えるものだと思いますよ。今じゃその種のことすべてが本当にムカつくのです。

――それはどんな気持ちにさせるのですか?こんな風にしなければよかったですか?

ええ。自分が男らしさというものを全て失ったように感じるのです。もう男じゃないんだって。仮に妻と歩いていたとして、私は最近とっても歩くのが遅いのですが、誰かが妻に声をかけてきたら、私は逃げてしまう感じです。男らしさなんて残ってないのです。

――それは、どんな感情になりますか?

ひどいものですよ。これははるかに悪い副作用だと心底思います。

――他の男性が、あなたがそのことでどんな気持ちになるのかを知ることが重要だと思います。

ええ。最も大事なことだと思いますね。これらの注射の副作用はいつも確実に起こりますからね。

――奥さんはそのことについてどう感じていますか?奥さんとの関係に影響を及ぼしていますか?

ええと、分からないですね。非常に面白いことに、女性はこういうことって話さないのですよ。私は怖くて聞いてません。彼女は私のインポテンツのことを堂々と受け入れています。でも、もちろん私はそのことが心配なのです。つまり、またざっくばらんにお話しますが、妻の姉妹はアメリカに居て、彼女と旦那さんがやってきました。旦那さんは「ああ、君はもらって来なきゃいけないよ。」「そう、バイアクラだよ。病院に行けよ。病院に行け。」と言うのです。私は神経質になってなかったし、そんなこと考えもしなかった。でも、お分かりのように彼が言ったことは私の気分を害しました。妻は私より9歳年下ですし、それは彼女にとって重要なことかもしれません。私には分からないけど、聞く気はありません。私たちは非常に親密な生活を楽しんできました。タバコはやめましたけどね。

――そうですね。それがとても辛いことなのは分かります。

そうじゃないんです。自分がもう夫としての機能を果たしていないことが気がかりなのです。

――あなたはきっと他のたくさんの事で奥さんを満足させていると思いますよ。

そうですね、彼女が「誰か来ますよ。あなた、ホールに掃除機をかけなくては」と言いました。私は、妻が外出中している間にやりましたよ。

私は: です。

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