インタビュー30
インタビュー時:68歳(2021年10 月)
診断時:65歳
診断名:僧帽弁閉鎖不全症、うっ血性心不全
首都圏に一人暮らし。イベント関係の仕事。
3年前に夜中に息苦しくなり受診。心不全で緊急入院となった。検査で僧帽弁の逆流があり僧帽弁閉鎖不全と診断された。
退院後は内服薬や減塩食で経過を見ていたが、主治医に手術を勧められ2021年3月に自分の弁の傷んだところを繕う弁形成術を受けた。術後の経過は良好だというが自分としては体の衰えを感じている。
病気であっても日々の生活でやりたいことを何かしら見つけて楽しむようにしている。
インタビュー26
インタビュー時:47歳(2020年12月)
診断時:0歳(心不全47歳)
診断名:心室中隔欠損症、大動脈弁閉鎖不全症、僧帽弁閉鎖不全症
近畿地方で夫と実母と3人暮らし。会社員。
先天性心室中隔欠損症のため2歳半で閉鎖術、15歳のとき感染性心内膜炎で入院。
30歳で結婚し大動脈弁閉鎖不全症で生体弁置換術を受けた。
36歳の妊娠中に感染性心内膜炎で僧帽弁に菌塊がつき閉鎖不全となり弁形成術を受け、出産を断念。
46歳で大動脈弁の機械弁置換術を受け、その直後、冠動脈の梗塞が見つかり、緊急でバイパス術を受けた。自分の心臓とうまく付き合って生活している。
インタビュー25
インタビュー時:44歳(2020年9月)
診断時:24歳
診断名:僧帽弁閉鎖不全症、心房粗動、肺血栓塞栓症
首都圏で研究職として勤務。インタビュー時はスペインに単身留学中。
20代で僧帽弁閉鎖不全症と診断されたが経過観察となり、42歳で初めて自己心膜を使った弁再建術を受けた。
術後に心房粗動となり、電気ショックで収まったものの、2019年スペイン留学中に再発し、一時帰国してカテーテルアブレーションを受けた。
さらに留学中、肺血栓塞栓症になり弁も壊れたので、現地で機械弁へ置換術を行った。
最初の手術の後から憂鬱な気分があり、留学中に精神科を受診、術後うつの診断で抗うつ剤を処方してもらい、今は心身ともに安定している。
インタビュー23
インタビュー時:81歳(2020年2月)
診断時:31歳
診断名:僧帽弁狭窄症、細菌性心内膜炎、脳梗塞、心不全
首都圏に夫と2人暮らし。
50年前、長男を妊娠中に心雑音を指摘された。無事出産したものの、分娩中、息苦しくて横になることもできず、肺のレントゲンは真っ白だった。僧帽弁狭窄症とわかり、1カ月入院した。
50歳頃に弁の修復術、70歳頃に人工弁置換術とペースメーカ植え込みをした。
80歳となり、心不全の症状で入院を2回経験。
現在は夫が家事を担い、訪問診療、訪問看護、通所リハビリを利用し、在宅療養している。
インタビュー17
インタビュー時:86歳(2019年11月)
診断時:40代
診断名:うっ血性心不全、心房細動、心臓弁膜症(僧帽弁腱索断裂)
近畿地方に妻と2人暮らし。
40年以上前に心臓弁膜症を指摘され、いずれ手術が必要な時が来ることを告げられた。
1999年に心内膜炎を起こし1カ月半入院。その後、定期的に通院して経過を見ていた。
2019年5月に動悸が激しくなって動けなくなり、僧帽弁をクリップで留めるカテーテル手術を受けた。
手術後も少し逆流が残っており、心機能が低下したことを感じつつも、残りの人生は明るく朗らかに生きていきたいと思っている。
インタビュー12
インタビュー時:66歳(2019年11月)
診断時:66歳
診断名:先天性大動脈弁閉鎖不全症、心不全
首都圏在住の女性。看護師。
咳込んで眠れない夜が続き、階段を上っただけで息切れするようになり、循環器科を受診。
大動脈弁閉鎖不全で心不全を起こしているとわかり、生体弁への置換術を受けた。
心臓手術ということで一度は死を覚悟し、術前に家族や職場の人に今後のことを頼んだ。
術後ICUの経験はとにかく苦しいものだった。
患者の経験から医療者の対応や看護についていろいろと気づかされ、今後に活かしていきたいと思った。

