診断時:66歳
インタビュー時:66歳

2000年に診断を受け、外照射とホルモン療法

語りの内容

とにかく私にとって「ショック」は、ある意味で前向きな面を持っていたと思います。もちろん、家族や妻、そう、特に妻はショックを受けていました。確かなのは、この「ショック」が人生のゴールを明確にするだろうし、当然財政面についても考えるようになるだろうと思います。つまりこれから起こりうる事柄に対して何か考えを持つようになると思います。私は公算で仕事をしてきたから、私の人生では確実さを決して期待していません。にもかかわらず、これからどのように続けるのかという考えが現れてきます。そうそう、がんを確定診断されたとき、まあ予想はしてましたけど、この年齢だと本当に気になりません。それは、死と向き合うといったことなど、とにかく事前に人生において多くのことを考えなければいけなかったし、そういった点で助けとなる信仰をもっていますから。

私は: です。

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