診断時:67歳
インタビュー時:72歳

1995年に診断、1984にTURPを受けていたが、その後ホルモン療法を受けた

語りの内容

彼は私に、地方診療施設を受診して経尿道的前立腺切除術(Trans Urethral Resection of the Prostate: TURP)を受けるよう勧めました。内視鏡カテーテルを尿道から挿入し前立腺まで到達させ,肥大した前立腺の一部を切除し、尿道への圧迫を軽減するものです。これはかなり単純な手術です。全身麻酔で、前立腺の一部を削り落としていきます。患者は何が起こっているか全く気がつかず、術後に回復室で目が覚めたときにも特に痛みを感じることはありません。しかし、およそ1週間は病院に留め置かれ、手術による残渣組織片や血液をすべて尿道カテーテルを通して集尿バッグに洗い流されるように相当な量の水を飲まなければなりません。
不運にも私の場合、病棟にいた9人中3人に軽い感染があったため、3日間延長入院しました。しかし、手術は完全に成功したことが分かりました。尿の通りは正常であり、排尿時のパワーも元に戻りました、今まで感じていた症状がすべて完全に治癒したように思えました。術後最初の1年は排尿時になんとなく違和感があったものの、後にはそのことを意識すれば感じる程度と知りました。そして,12~13年間たっても特に何の問題もありませんでした。

私は: です。

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