診断時:72歳
インタビュー時:74歳

1998年に診断を受けたが,監視的待機(watchful waiting)を選択

語りの内容

私がロンドンで生検を受けたときには強い憤りを感じました。それは、「あなたをすぐに手術します」という専門医の言葉があったからで、手術について調べていた私にとって、失禁や性生活の不充足は手術に対する不安を抱かせました。
私はこの専門医に診てもらいましたが、彼はすべて自分で決定し、生検だけでなく手術の執刀に関しても口を挟んだのです。これは非常に腹立たしいものでした。「私が執刀した400例のうち失敗したのは1割だけだ」という彼の言葉に、「でもその1割に入りたくありません」と私は返答しました。
妻は妻でとても素敵な方法で私を困らせてくれます。子供達は別々に暮らしていますが、一人はロンドン、一人はスコットランド、その他の子も別の地域に暮らしています(詳細不明)。子供達は毎月電話をくれますが、2年経った今でさえ「調子はどう、お父さん。」と言われます。とても愛しいけれども、すごく感謝しているとは言い難いですね。

私は: です。

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