インタビュー時年齢:70歳(2012年11月)
慢性骨髄性白血病の治療薬の治験(第1/2相から継続投与・プラセボ対照ではない)に参加。
首都圏在住。2006年に慢性骨髄性白血病を発症。標準薬で治療中に副作用が出てしまい、入院待ちをしていたところ、主治医より治験を勧められた。治験のことは自分には関係ないことと思っていたが、信頼する主治医が「自分なら参加する」と言ったので参加を決めた。治験は3年間続き、製造販売後臨床試験にも参加した。

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プロフィール詳細

花田(仮名)さんは、2006年に人工股関節の検査のために採血したところ、慢性骨髄性白血病を患っていたことが発覚した。投薬治療を開始したが身体に合わず、全身に副作用が出てしまったので入院治療を行うことになったときに、その薬で副作用が出た人が参加できる治験がある、と主治医から言われた。「自分ならすぐ参加します」と主治医が言ったので迷わず参加を決めた。骨髄移植は年齢的にデメリットが多いし、良いと言われていた薬も副作用が出てしまったので、もう治験しかないと思った。副作用等の説明は丁寧にしてもらった。最初の治験の期間が終わる時点で、経過がよかったので継続することになり、その後も何度も継続の同意書を書いて、結局3年くらい参加した。薬が承認された後も製造販売後臨床試験に参加した。

治験参加中、頭痛や発疹が出たときもあったが、薬をもらい、よく観察してもらっているうちに次第に治まった。そのせいで入院が少し長引いたが、途中で治験をやめようとは思わなかった。血液のデータもちゃんと出ているし、検査もきちんとしてくれて、何よりも主治医を信頼していた。血液検査に骨髄検査、エコー、心電図と検査がいろいろあり、退院後も毎週のように検査に通わなくてはならないのが、普通の治療と違っていた。大変だったが、病気を治したいと思って夢中だったので、きついとは思わなかった。検査日には体調を整えたり、病気にならないようにしてとても気を使ったが、もし同じ病いを抱えている人がいたら積極的に治験に参加したほうがいいと思う。それに自分の場合は血液データが良くなって嬉しかったし、何かの役にも立てているのではないかと感じていた。

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