家族インタビュー01
インタビュー時:60歳(2019年11月)
関係:インタビュー16の夫
診断時の妻の年齢:59歳
妻の診断名:心筋梗塞、心不全
近畿地方に妻と2人暮らし。会社員。
2019年5月出張中に妻より入院したとメールがあり、急いで病院に駆け付けたところ、心筋梗塞と知り、心臓が悪いと思っていなかったので、本当にびっくりした。
入院中はほぼ毎日面会に行き、退院後は妻の心臓に負担がかからないように家事全般を担っている。
仕事は、妻にいつ何が起きても駆け付けられるように出張を避けて早く帰宅するよう心がけており、今は妻のサポートが最優先の生活を送っている。
インタビュー30
インタビュー時:68歳(2021年10 月)
診断時:65歳
診断名:僧帽弁閉鎖不全症、うっ血性心不全
首都圏に一人暮らし。イベント関係の仕事。
3年前に夜中に息苦しくなり受診。心不全で緊急入院となった。検査で僧帽弁の逆流があり僧帽弁閉鎖不全と診断された。
退院後は内服薬や減塩食で経過を見ていたが、主治医に手術を勧められ2021年3月に自分の弁の傷んだところを繕う弁形成術を受けた。術後の経過は良好だというが自分としては体の衰えを感じている。
病気であっても日々の生活でやりたいことを何かしら見つけて楽しむようにしている。
インタビュー29
インタビュー時:64歳(2021年10 月)
診断時:54歳
診断名:拡張型心筋症、心房細動、心不全
甲信越地方在住。元小学校教員。妻と父親と3人暮らし。
教員として忙しい日々を送っているとき拡張型心筋症で心不全の状態になり、入院。4年後にも心臓の機能が低下し再び入院した。
1年の休職後59歳で退職。2度目の入院時に心臓リハビリテーションを勧められ、以後6年以上続けており仲間の存在に励まされている。
退職後の人生を第二の人生と捉え、いろいろなことに挑戦し楽しんでいる。
インタビュー24
インタビュー時:60歳(2020年8月)
診断時:58歳
診断名:IgG4関連心疾患、発作性心房細動、洞不全症候群、ラクナ梗塞
甲信越地方に妻と2人暮らし。循環器内科医師。
耳鳴りと手のしびれから頭部MRIを撮ってラクナ梗塞が見つかる。その後、右心房に腫瘍が見つかり、開心術で切除したところIgG4関連の炎症性の偽腫瘍であった。
創の回復を待ってステロイド治療を開始。心房細動に対してカテーテルアブレーションと洞不全症候群に対してペースメーカ植え込みを行った。
一時は死を覚悟し、いろいろな気づきを得た。今はセカンドチャンスを生きている思いだ。
インタビュー16
インタビュー時:60歳(2019年11月)
診断時:59歳
診断名:心筋梗塞、うっ血性心不全
近畿地方に夫(インタビュー家族01)と2人暮らし。講演や研修など、全国を飛び回って忙しくしていた個人事業主。
2019年5月外出時に呼吸困難となり受診したところ、3本ある冠動脈が2本つまって心筋梗塞・うっ血性心不全を起こしており、冠動脈インターベンション(PCI)の治療を受けステントを4カ所挿入した。
思えば、前兆と思える左奥歯の痛みが2018年秋頃、みぞおちの痛みが2019年1月頃にあったが、その時は心臓には結びつかなかった。
退院後、仕事はいったん休止し、夫のサポートを得ながら心不全を悪化させないよう心臓に負担をかけない日常生活を送っている。
インタビュー12
インタビュー時:66歳(2019年11月)
診断時:66歳
診断名:先天性大動脈弁閉鎖不全症、心不全
首都圏在住の女性。看護師。
咳込んで眠れない夜が続き、階段を上っただけで息切れするようになり、循環器科を受診。
大動脈弁閉鎖不全で心不全を起こしているとわかり、生体弁への置換術を受けた。
心臓手術ということで一度は死を覚悟し、術前に家族や職場の人に今後のことを頼んだ。
術後ICUの経験はとにかく苦しいものだった。
患者の経験から医療者の対応や看護についていろいろと気づかされ、今後に活かしていきたいと思った。
インタビュー04
インタビュー時:66歳(2018年4月)
診断時:51歳
診断名:拡張型心筋症、心不全、腎不全、脳腫瘍
首都圏在住の1人暮らしの男性。インタビュー時は無職。
2003年に拡張型心筋症と診断され、薬を服用し始めた。
2008年に脳腫瘍が見つかり、縁あって地方の病院で手術し、そのまま地方で療養中、心臓の薬を2カ月ほど切らせてしまったら、ひどい息苦しさと下半身のむくみが出現し、2010年都内に戻り、入院治療を受けた。
2017年頃から体重が徐々に増え、2度入院し治療を受けた。
医療者を含め、自分のことを気にかけてくれる人の存在が支えである。
インタビュー03
インタビュー時:64歳(2018年3月)
診断時:59歳
診断名:高脂血症、心筋梗塞、心不全
首都圏在住の男性。大学教員。家族は妻と娘2人だが、妻は単身赴任中である。
2015年4月に出張途中で心筋梗塞を発症し緊急入院。2カ所の冠動脈に経皮的冠動脈形成術(ステント挿入)を受けた。
心機能は普通の人の2/3ほどと言われているので、心臓に負担がかからないよう脈の変化を物差しにして行動している。塩分やアルコールも控えている。
現在はコレステロールを下げる薬、抗血小板薬、利尿薬などを服用しながら、経過をみている。






