診断時:56歳
インタビュー時:63歳

1993年に診断を受け、同年前立腺切除

語りの内容

カテーテルでの不快はあまり感じなかったのですが、漏出や、もし実際にベッドの中でお漏らしをしてしまったらとても不愉快だろうし、またとても恥ずかしいだろう、というような心配が多くありました。実はカテーテルをペニスに通し足に留め、袋を吊っておくという方法で漏れを軽減させました。最初、まだベッドの中にいる時に袋はベッドの横に吊るしておきます、そしてその後このような小さな三脚状のものを使うようにします。袋を引っ掛けておくという方法はとてもうまくいきました。これによる問題はなかったし不快感もありませんでした。当初の当惑や、カテーテルを外す前に、そのまま帰宅しなければならない場合、カテーテルとどう付き合っていくかという、ちょっとしたテクニックというか指導があったのですが、この方法は確かにこれらの困惑を乗り越えるのに役立ちました。
ありがたいことに、それは起こりませんでした。カテーテルは病院で外され、私は除去の不安との上手な対処法を持っていたという点から見ても、除去を行った際には全く痛みがありませんでした。私が心配していたような管の除去による悪影響は起こらないのだと気付くよりもずっと前に除去は行われました。当初は排尿時とても痛くて非常に敏感でした。コントロールにも限界がありましたが、膀胱の筋肉に強度をつけるというような、ひとつ、ふたつのちょっとした骨盤の訓練があって、短い練習期間で本当に痛みを乗り越えることが出来るようになりますし、手術前に普段やっていたように、膀胱をほぼコントロール出来るようになるんですよ。

私は: です。

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