診断時:66歳
インタビュー時:68歳

1999年に診断を受け、同年組織内照射療法、短期ホルモン療法

語りの内容

癌が見つかったと聞いた時には、言うまでもなくショックでした。それから泌尿器科医に、癌が前立腺以外にも広がっていないか確認するために、MRI検査と骨のスキャンを受けさせられました。それでも治療法に関して選択肢は二つしかないと言われました。一つは、前立腺切除という手っとり早い方法。もう一つは、確か12週間に渡って毎日受ける放射線療法でした。彼は、小冊子を送ってくれると言ったんですが、1週間経っても来ないから、私と家内はできるだけ早く、自分たちであらゆる情報を集めようと決めたんです。インターネットを使える親戚や友人達が、治療法のリストが掲載してあるウェブサイトから助けになる情報のプリントアウトや、本を私に送ってくれるようになりました。そういったものは皆、様々な慈善電話相談窓口から手に入れることができます。最も豊富で有益な情報は、ロンドンのDu Cane Road にあるProstate Cancer Charity(前立腺癌慈善団体)から出されていて、各治療法や様々な副作用についての実例等記載書を出版しているんです。特に役に立ったのが、様々な治療を受けた人のリストで、治療の日にちや彼らの電話番号を知ることができました。つまり、実際に経験した人と電話で話すことができたんです。

私は: です。

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