診断時:57歳
インタビュー時:66歳

1992年に診断を受け、同年および1998年にTURP、さらに外照射、ホルモン療法、化学療法

語りの内容

私が最後に入院した8年前は衛生状態が良かったのですが、今は信じられないですね。とくに最後に何度か入院したときはひどいものでした。ベッドの周りの床には自分のものでない血液がついているんです。最悪だったのは、ああ、ベッドに寝ていて金属フレームに手を触れて、なんだこれは?チューインガムかと思ったらそうでなく、乾いた血液だった。(笑いながら)最近思い出したけれど、他の時だが担当者が夜用尿袋を空けに来て明らかにこぼしている。ベッドから出てすぐに服を着替えるが、私のはだしの足は床に広がった自分の尿で汚れていました。

――まあ、なんてひどい。

でもそれが(今の)衛生状態なんです。患者はただ座ったりベッドに横になって、掃除するのを見ているだけです。イスがあっても掃除せず動かす。ただイスの周りを掃除するだけ。これが私の体験です。

――それでは、多くの病院の衛生状態は悪くなったと思いますか?

ええ、8年前はおろか、前回入院したときとも比べものになりません。この6年の間にこれだけの格差が出るとは一体どうしたのか、私にもわかりません。

私は: です。

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