プロフィール

インタビュー01

診断時:53歳
インタビュー時:56歳
1998年に乳がんの診断。乳房温存手術、化学療法、放射線療法、タモキシフェン、アリミデックス投与、がんの転移に薬物療法。

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語りの内容(テキストのみ)

そして突然なんですが、体中に痛みを感じるようになったんです。本当に奇妙で、両肩から腕にかけてと、脚も痛くて、なんだかおかしな具合でした。でも、1ヵ月くらいしたらなんとなく落着いてきて、両脚の付け根だけに痛みが残ったんです。それで、骨シンチ(註:微量の放射性物質を使って骨病変を探し出す方法)と、胸部X線と、肝臓の超音波検査を一日で受けました。他にも検査を受けて、1ヵ月後の予約で腫瘍科を受診した時には、結果が出ていました。そこで言われたのは、骨にがんがあり、下部脊椎と、骨盤と両脚の上部に見られるということでした。とてもショックだったと思うんですけど、(そのときは)それをどう思ったのか、よくわかりません。多分、大したことに思わなかったのかもしれません。本当に、これから自分がどうなっていくということなのか、まったくわからなかったのです。でも、次第にそのことを、つまりがんが骨に転移したっていうことを、もっと考えるようになって、会話の中にもそれが治らないものだということが出てくるようになりました。考えてみたら当たり前ですよね、胸のしこりを切り取るようには、骨からしこりを切り取ることはできないのですから。でも、今はがんが広がらないように抑える薬を使っていて、確かに効いているという実感がありますね。

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