診断時:24歳
インタビュー時:27歳

1998年に乳がんの診断。乳房温存手術、化学療法、放射線療法。

語りの内容

 それは様々な形で現れます―そう、あらゆる問題、たとえば仕事を探す、保険や年金について考える、そういったことすべてです。(がんになると)突然こういった状況の中に放り込まれるのです。そして例えば、そうですね、「これまでに深刻な病気にかかったことはありますか?」といったような用紙にチェックを入れようとする時などに、それはぱっと目の前に現れるんです。
 それまではどの答えも「いいえ、いいえ、いいえ、いいえ」だったのに。それは突然現れて、変えてしまうんです、そう、すべてを変えてしまいます。他人の書類に書かれた自分への見方が変わってしまいます。
 ええ、あまりに多くの事が変わってしまうんですから、もちろん自分自身にも影響を及ぼします。それについて考えまいとしても、自分の人生に影響を与えているんです。

私は: です。

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