プロフィール

インタビュー09

診断時:55歳
インタビュー時:56歳
2000年に乳がんの診断。乳房切除術、化学療法、タモキシフェン投与。

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語りの内容(テキストのみ)

私の腫瘍はとても小さかったので、主治医は部分切除術を望んでいました。
そこで私は「私、本当は乳房全摘術を選択しようと思っています」と言いました。すると医師は、全部私の選択にまかせると言ってくれました。単に部分切除術を勧めたがこだわってはいないので、考えてきてくれといいました。どの方法をとるか前もって知っておく必要はないって言うのです。手術室に入ってからでもどちらに決めたかお聞きしましょうとのことでした。これには少々驚きましたが、とにかく先生はそうおっしゃったのです。
私が乳房切除術を選択した理由は、乳房が残っていたら再発するかも知れないといったある種の気がかりを感じたからです。再発する可能性のある組織がなければ、私はもっと安心できると思ったのです。もちろん私は、乳房を全摘しても再発する可能性があることを知っていますが、より安心感があるでしょう。そういう訳で私は乳房切除術を選択しました。
乳房を全摘すれば放射線療法を受ける必要はないという理由もあります。でもそれは乳房切除を選んだ実際の理由ではありません。決断の一部ではあるけど、枝葉末節の事柄にすぎません。それだけのことです。

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