治療の選択

個々の患者にとって最も適切な手術や治療法は、腫瘍の大きさとがん細胞の広がり方によって変わってきます。

ここでは治療の選択に関する経験談が語られています。

何人かの女性たちは、乳房温存術を選択し、その決定について語っていました。治療法を選択することは難しいことだったので、医療スタッフの推奨を信頼したと語る女性たちもいました。この中のひとりは、乳房のどれくらいの部分が除去されるのかわからなかったが、外科医の専門的技量を信頼したと答えていました。別の患者は、複数の治療の選択肢を与えられ、乳房温存術と部分的再建術を選択したこと、さらには臨床試験にも参加したことを語っていました。

妊娠中にがんと診断されたひとりの女性は、治療法を選択するときに重視したことについて話していました。乳房温存術を受けた別の患者は、もしこれから先、何らかの問題が起きたとしたら、その時は乳房切除術を考えるだろうと語っていました。また、ある患者は乳房温存術ではなく乳房切除術を選択したが、決める前に多くの資料や情報を求めたと語っていました。

他の患者たちは乳房切除術を選択しました。何人かは乳房切除を選択することによって、再発の可能性を減らせるのではないかと思っていました。他には、術後の放射線療法や化学療法を避けたかったからと話した人もいました。二度の乳房切除を選んだ女性はこれらすべての理由をあげていました。別の女性は、両側の乳房切除を選んだのは、体型や体重の問題の発生だけでなく、再発の可能性も減らせるかもしれないからと説明していました。

ある女性たちは、なぜ自分には治療の選択肢がなかったかについて説明していました。それは腫瘍の大きさとがんの種類から乳房切除術が最善の選択肢だと考えられたからでした (乳房切除術を参照) 。さまざまな治療法についてほとんど何も知らなかったので、自分では選択をしたくなかったのだと語った女性もいました。その中のひとりは15年以上前に乳房切除の手術を受けており、当時、乳房温存手術はめずらしい手術でしたが、もし選択肢があったとしても自分で選択をしたいとは思わなかっただろうと話していました。

2017年10月更新