診断時:46歳
インタビュー時:47歳

2000年に炎症性乳がんの診断。化学療法、乳房切除術、放射線療法。

語りの内容

――あなたは、放射線療法を受けて最後の方に何かひりひりする感じがあったことを話されましたね? あと、倦怠感も。ほかに副作用は?

放射線によるものでですか?

――はい。

いや、思い返してみても、特にないですね。ええ、実際、良かったんですよ。なぜって、放射線治療は毎日行われたので、多少の束縛にはなりましたけど、でもそのおかげで、私を家の外へ出すきっかけにもなったわけです。それは本当に私にとってよかったことなのです。いろいろな人と出会い、治療が終わったときはなんだか寂しい気がしました。がん治療センターに、乳がん経験者の女性が働いていて、彼女はかぎ編みでマットをつくっていました。布地を押し分けてそこにウールを通してつくるというものです。彼女はこの大きなウールのベッドカバーを創っていました。で、私は治療センターに言って順番待ちをしている間いつも、座ってこのマットを彼女と一緒に創っていました。それはとても、とても励みになりました。そこのスタッフや、技師さんたちはとてもいい人でした。

私は: です。

(アンケート結果の扱いについては個人情報の取り扱いについてをご覧ください。)

認定 NPO 法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」では、一緒に活動をしてくださる方
寄付という形で活動をご支援くださる方を常時大募集しています。

ご支援
ご協力ください

モジュール一覧