インタビュー38

インタビュー時:40歳(2017年2月)、疼痛期間:8年以上、診断名:頚椎症。
首都圏在住の男性。パートナーとその家族と同居。勤務医を経て大学教員となる。脳性麻痺という生まれつきの障害をもっており、車椅子の生活である。書籍の執筆が大学の仕事と重なったことで、左側の首、肩、左手小指にかけての強烈な痛みと痺れが出た。自分の研修医時代をよく知る医師に診察を受け感情を吐露したことで、痛みが和らいでいくことを経験し、現在は当事者の視点から痛みの研究に取り組んでいる。

インタビュー37

インタビュー時:50歳(2017年2月) 疼痛期間:20年  診断名:右脳被殻出血、
右顎関節症。
甲信越地方在住の女性。一人暮らし。45歳の時に脳出血により、左半身不全麻痺になり、現在も左半身全体に強い痛みとしびれがある。強い痛み止めを飲んでいるため、足の指の骨折にも気がつかないほどである。さらに20年来の顎関節痛があり、口腔外科も受診している。現在は、頓服の痛み止めを使い、訪問看護などのサポートを受けて日常生活はなんとか自立できている。就労支援の一環で、革で小物を作る作業をしており、好きなことに集中していると一時でも痛みから気をそらすことができる。

インタビュー17

インタビュー時:45歳(2015年8月)、疼痛期間:5年、診断名:線維筋痛症

関西在住の男性。30歳ごろから右手の皮膚炎を繰り返し、皮膚科で治療を受けるも,40歳ごろには肘まで腫れて痛むようになった。その後皮膚炎は治まったが、全身の痛みを感じるようになった。複数の医療機関で様々な検査を受け,2013年に線維筋痛症と診断され,気持ちが楽になった。20年間勤めた職場ではなかなか痛みを理解してもらえず、1年間の休職期間を経て退職し、現在は食品販売の自営業で独立。