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インタビュー時年齢:33歳(2015年3月)
脊髄損傷に対する再生医療の臨床試験に誘われたが、不参加。

関西地方在住。高校生のときに事故のため頸髄を損傷し、車椅子で生活している。当事者団体の会報誌で再生医療のことを知り大いに期待するようになった。2005-6年ごろ、慢性期脊髄損傷に対する自家嗅粘膜移植による再生医療の臨床試験があることを知り、期待して説明会に臨んだ。しかし、初回受診時に実際の外科手術の映像を見て不安になり、期待される回復も限定的だったので、しばらく考えているうちに、それきりになってしまった。

何か、一つ覚えているのが、ちょうど(説明会からの)帰り道が一緒になった、若い男性の親子の方とそのお母さんが一緒にいて、ちょっと話していたんですけど。その方は、まだ、受傷間のない、半年とか、受傷してから半年1年とかいう方で、話していたら、「もう絶対(この臨床試験を)受ける」って言っていたんです。すぐ登録するよねっていう話をしていて、何か、それに、わたしは、結構冷静にその話を聞いていた覚えがあるので。「ああ、もう、すぐこの人は決めちゃうんだな。あ、まだ、受傷して間もなかったらこういう思いなのかな」って思ったのを覚えています。

―― それって、今振り返って、やっぱり、そのときの自分の感情って、どう思います。そのころには、ご自身は、もうだいぶ経っていますよね。

(受傷して)5-6年経つ、そうです。また、今も、そこから経っているので、またまた、客観的にはなっているんですけど。今よりも興味はあったときだったと思うんですけど、その、受傷間のない、もう早く治りたいみたいな、そういう思いは、うーん、ない、ないわけではないけど、ちょっと、冷静になれていたっていうのもあると思います。

その、大学にちょうど行き始めていたぐらいなので、ちょうど重なっていて。ずっと事故にあってから、特に何もやる気がなくて、何も踏み出すことができなかったんですけど、やっと、こう、大学に行って、社会生活ができるようになってきてというか。で、いろいろ、自分の周りも忙しくなってきてというのがあったときなので。その、新しい医療にかけるだけではない、何ですかね、ま、精神的にもちょっと強くなっていたところだったと思うので、ちょっと冷静でいられたのかなって思います。

私は: です。

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