診断時:48歳
インタビュー時:48歳

2006年に、一連の検査を経て、前立腺癌と診断された。 2007年4月にロボット支援腹腔鏡下手術により、根治的神経温存前立腺全摘 除術を受けた。

語りの内容

妻と私はスターバックスによく通い、私はコーヒーを飲みながら妻にニュースを伝え、また彼女を支え、安堵させるような言葉を語っていました。その後では、良い情報を見つけて、何をすべきかを考える探索がはじまったものでした。

――なるほど

それ(癌という診断)はショックでしたが、メタメタになってしまうというほどのショックではありませんでした。癌と闘うにはどうすればよいか、計画を練るため、パソコンに直行し、ブロードバンドにアクセスするには十分な衝撃でした。

――で、インターネットは役にたちましたか?

えぇ、インターネットは素晴らしいですよ。もっとも、インターネットでは、どんな検索を行っても、祝福するような情報と呪いのような悪い情報が同時にひっかかってきます。良い情報とくず情報を嗅ぎ分ける能力と技術に熟達するほど、インターネットは有用性を増します。でもゴミ情報の多さには事欠きませんけどね。情報を見分けながら、徹底的に情報源をさらう必要があります。検索やネットサーフィンをしていて、私が心がけるのは。異なるエビデンスの情報源を測量して、皆が同じようなことを言っていたとしても、根拠がすぐれていると思われるエビデンスの流れのほうにより大きな信頼を置くということです。そして、研究があまり行われていなかったり、検証がいい加減なものにはより否定的なラインを引くことにしてきましたが、世間にはそんなものが一杯あります。

私は: です。

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