診断時:48歳
インタビュー時:48歳

2006年に、一連の検査を経て、前立腺癌と診断された。 2007年4月にロボット支援腹腔鏡下手術により、根治的神経温存前立腺全摘 除術を受けた。

語りの内容

前夜半ら何も口にしていなかったので、手術当日は空き腹でした。10時頃、いや朝10時30分に手術室へ送られました。手術前の投薬はありませんでした。私には必要ありませんでした。手術に対して不安や焦燥が強い患者では前投薬が行なわれますが、私は落ち着いていたので、前投薬無しで手術室へ送られたのです。あらゆる事項がチェックされる間麻酔室で少しの間過ごしました。本人であることが確認され、すべて問題ないことが確認できると、ヴェンフロンカテーテルが片方の手に挿入され、眠りに就いてしまいました。
回復室で目が覚めたことを覚えています。どうしてこんなことが起こったのか、私には柄にも無いことなので想像出来ませんが、麻酔から覚めての第一声は、「チキンチャーメンとバドワイザーが欲しい」(笑い)だったそうです。普段、朝起きたときには普通要求はしないのですが。なにしろ麻酔回復室のことですから。手術後の回復室で思い出すは、全く痛みを感じなかったことです。おそらく、チキンチャーメンとバドワイザーのことがあったので少し多幸感であったからかな。全く痛みは無く、頭はさえていたと思います。
あとは、同室に別の患者数人がいました。何人かは遮蔽カーテンで隠されていましたが、体の大きな西インド系の女性はちゃんと遮蔽されて無く、正直、私が見てはいけないような極めて個人的な処置をされていました。つまり、プライバシーや品位を重要視しない状況がそこにはありました。病院としてあるべき心構えが一部の医師達にははっきり刻まれていないのだろうと考えています。
とにかく、麻酔から覚めるのは問題もなく比較的早かったですね。私は、午後3時に病室へ戻されていました。病室をでたのが午前10時30分、午後3時には戻ってきて数時間眠っていました。午後6時には完全に目が覚めてすっきりしていました。ちょっと吐き気があったが予想していたほどではありませんでした。手術後初日、私は飲食に対して細心の注意を払いました。紅茶を一口ずつ口にすることからはじめ、徐々に量を増やしていきました。初日に実際に何か口にするなんて思いませんでした。もちろん、やろうと思えばできました。看護師や医師達の意見は食べて行けない理由は無いとのことです。でも以前、麻酔から覚めてすぐ食事をしたときにもどしてしまって後悔した憶えがあったのです。

私は: です。

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