診断時:59歳
インタビュー時:65歳

1994年に診断を受け、ホルモン療法とワクチンの治験を受けた

語りの内容

それから医師達は鎮痛パッチを処方してくれた、フェンタニル50mg 入りのね。パッチ治療のために8日間入院していたが、時折気分が悪くなった。抑える錠剤をもらった。退院して家に帰るまで気付かなかったが、このパッチにはあるパターンがあった。3日毎に張り替えるのだが、新しいパッチを張った直後にいつも気分が悪くなるんだ。そう、張った直後はすぐに高濃度の鎮痛剤を吸収することになり、これが気分を悪くするんだ。 それで、新しいパッチを張るとすぐに気分が悪くなり、その後はゆっくりと吸収されていくので気分は悪くなくなった。 気分が悪くなるのは新しく張ったパッチのせいだと知ったのだ。 娘達と休暇を過ごすために出かけることになったとき主治医のところへ行き、”新しいパッチを張るといつも気分が悪くなるのだが何とかならないか?”と尋ねたら、彼は”休暇の間パッチを止めないでほしいのだが。その間大量の鎮痛薬を持って行ってほしくないので。 それで様子を見ましょう”と応えた。しかし私は ”鎮痛パッチを最小量の25mgに減らすのはどうですか?”と尋ねた。 医師は同意し、実際に休暇に出かける直前から25mgのパッチを使い始めた。 気分は悪くならず、休暇の間体調は良かった。戻って来たときこの鎮痛パッチをずっと使いたくはないと思った。

私は: です。

(アンケート結果の扱いについては個人情報の取り扱いについてをご覧ください。)

認定 NPO 法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」では、一緒に活動をしてくださる方
寄付という形で活動をご支援くださる方を常時大募集しています。

ご支援
ご協力ください

モジュール一覧