インタビュー時:41歳(2011年12月)
男性・東海地方在住。大腸がんの便潜血検査は、35歳以上になると会社の健診の中に入ってくるので、このところ毎年受けている。昨年初めて陽性と言われた。会社の産業医に紹介状を書いてもらい、大腸内視鏡検査をした結果ポリープがみつかり切除した。20代のころ突然血便が出て、同様の処置をしたことがある。祖父も父もがんになっているので、がんについては気をつけているが、遺伝だから仕方がないという思いもあり、個人的に大腸がん検診以外のがん検診を受けるところまで気持ちが至らない。

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プロフィール詳細

加藤さん(仮名)はずっと野球を続けてきた。会社にも野球で入ったが、30歳頃に引退してからは肥満が気になり、また現在単身赴任をしているので、遠方の妻も気にかけてくれている。

大腸がん検診は、会社の定期健康診断で35歳になると毎年検便が入ってくるので、それ以来きちんと受けている。去年はじめて(便潜血検査が)陽性になった。健診では便を採るのは1回だけで、もともと痔があり、検査の当日はひどく出ていたのでひっかかるだろうな、と推測していたが、そのとおりだった。結果は産業医から伝えられ、紹介された個人病院で大腸内視鏡検査を受けた。出血の原因は痔とのことだったが、モニターを見ながらポリープがあるという説明を受け、針金の輪っかのようなものをポリープにかぶせて、レーザーでスッと切った。痛みはなく、簡単にできた。むしろ、検査の前にスポーツドリンクのようなものを、かなりの量飲まなければいけないのが辛かった。1週間後にその病院に行き、病理検査の結果、がんではなく良性の腫瘍だと知らされた。

実は、まだ野球をやっている頃に、一度血便が出たことがある。看護師をしている姉に相談したら、すぐに病院に行った方がいい、といわれ姉に付き添われて診察を受けた。痔かどうかよくわからなかったので大腸内視鏡検査をしてポリープが見つかり、その場で切除した。念のため翌年にも受けたが、ポリープはもうなかった。その後は、会社の健診で検便が入るまで、便潜血検査も大腸内視鏡検査も受けなかった。

会社では、ここ1、2年、部下の健康診断の結果が上司に伝えられ、上司が部下の健康をチェックする仕組みになった。健康診断で引っかかると病院に行け、と言われ、行ったら報告している。ただ、そう言っている上司も結構悪かったりもするので、健康の自己管理のプレッシャーはかかっているが、そう厳しい雰囲気ではない。

がんについては、父も祖父も、場所は異なるががんにかかった。遺伝的には、なりやすいのだろうし、だから検診をきちんと受けないといけないのだろうが、遺伝だから仕方がないという気持ちもある。がんの他にも糖尿病の気が父も自分もあるが、同様に思っている。ただし、検診の信頼性については、日本の医療は進んでいると認識しているので、悪くなくてもひっかかるということもあるだろうが、大丈夫だと思っている。

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