乳がんの語り

キーワード 「病気の伝え方（本人から周囲に）」

キーワード 「病気の伝え方（本人から周囲に）」に該当する記事は26件になります。

たくさんの友達に連絡して情報を得られたのはよかったが、「がん＝死」のイメージが強く、幽霊を見るように見られたり、話してない人に伝わっていて複雑な思いをした

2，3歳のころは「ワニがお母さんのおっぱいを食べた」と言っていたが、7歳になった今は怖さまではわからないかもしれないが、「乳がん」という言葉は知っている

手術したらもう治ったと思われて、わかってもらえず辛かった。「乳がんに気を付けてね」と言っても、友だちも20代で若いので自分のこととして捉えてくれないのが悲しい

周りの人たちに乳がんのことを隠してもしょうがないと思っているが、義父母が周りの目を気にするので、親戚や近所には話していない（テキストのみ）

娘が友だちに「がんならお母さん終わってるね」と言われ、つらい思いをさせた。息子は今、中1で「プロサッカー選手になるまで頑張って」と言ってくれている（音声のみ）

ボランティアやサークル仲間、親友には病気のことを伝えたが、滅多に会わない人には伝えていない。副作用など人にはわかってもらえないと思うことは話さないようにしている

乳がんとわかってしばらくは自分も苦しかったし、相手を気遣って、病気のことを言えなかった。1年ほどして伝えたら、友人に水臭いと言われた

乳がんの自分を受け入れてくれる彼ができたが、卵巣の病気も見つかり、自分自身は大丈夫だと思っていても、彼にとっては心配しかなく別れることになった

日ごろ中心的に関わっている活動グループの人たちには病気のことを伝えたので、気遣ってくれたり、情報を教えてくれたりした。身近にいる人たちには打ち明けてよかったと思う

友人たちが普通に付き合ってくれたのが嬉しかった。患者というのはただ話を聞いてもらえればそれで落ち着くこともある