※写真をクリックすると、動画の再生が始まります。

インタビュー時年齢:71歳(2015年5月)
前立腺がんの免疫療法の臨床試験(第2相)に参加したが、効果が見られず、自ら中止を決断。

首都圏在住。健康診断でPSA(前立腺がんの腫瘍マーカー)値が高いことがわかり、精密検査を受けたところ前立腺がんという診断を受けた。テレビ番組で紹介されていた免疫療法を試したいと思い、臨床試験をしている大学病院に連絡して2012年6月頃から参加した。しかし、高額な費用に見合うだけの効果がみられず、3クール終わった時点で中止を申し出た。

語りの内容

―― 費用面で、この臨床試験に参加していくっていうのは結構負担じゃないかなって思うんですけど、そのあたりについてはいかがですか。

えっとね、1クール、旅費(飛行機代)なんかも入れて80万ぐらいかかるんですよ。でも、それは治ればいいなって思ってましたから。ただ、人によって異なるでしょうけど「そんなには出せない」と(思う人もいるだろうし)。2ヶ月で160万とかね。誰だって、ある程度限界ありますよね。それと、見える効果ね。「あー、治ってる」っていうんだったら、「もう80万出そう」とかそういう気にはなりますけどね。だから、わたしの場合は、3クールでやめました。

―― やめるタイミングっていうのは、先生と相談するんですか。

ええ。相談っていうか、先生に診てもらう前にもちろん自分で決めないといけない。なんか先生のほうはね、3クール目の次は4クール目とか、おそらく5クール目とかあるんじゃないですかね。そういう(続ける)人もいるんじゃないかと思うんですけど。

―― やめるタイミングっていうのは、ご自身でどういうことを考えてやめられたんですか。

それはね、うーん、もうお金そんなに使えないって(思った)。効果がそんなによく見えないのにね、ここがうまく説明がつけばいいですけど。なんか、「免疫力が上がってますよ」って。「PSA(=前立腺がんの腫瘍マーカー)どんどん下がってて、もう0に近いですよ」とか。「もう1回やったらだいたい0になりますよ」とかね。そうすれば、もう1クール増やす、追加するってことあるでしょうけど。だから、わたしの場合は3クール目で終えようと。もうそれは2クール目が終わったあたりから、だいたい、こう、あんまり(効果が見られなかった)。現実的には一番の関心事ですよ。お金かかるから。

私は: です。

(アンケート結果の扱いについては個人情報の取り扱いについてをご覧ください。)

認定 NPO 法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」では、一緒に活動をしてくださる方
寄付という形で活動をご支援くださる方を常時大募集しています。

ご支援
ご協力ください

モジュール一覧