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認知症の語り

インタビュー介護者16

インタビュー時:72歳(2011年10月)
関係:妻(夫を介護)
診断時:夫75歳、介護者68歳
2007年に夫がアルツハイマー型認知症と診断され、アリセプトの内服を始める。夫と三女夫婦の4人暮らし。他に娘が2人いる。介護者は元薬剤師。夫は開業の外科医で、介護者と外科医院を開業していたが、診断を受けて休院することになった。自宅介護を始め4年後より徘徊がみられるようになり、対応に苦慮して介護保険を申請する。要介護3と認定され、デイサービスを利用するようになる。

認知症の語り

インタビュー介護者07

インタビュー時:70歳(2010年9月)
関係:妻(夫を介護)
診断時:夫63歳(65歳で逝去)、介護者62歳
2002年に夫が若年性アルツハイマー型認知症と判明。夫は定年後夢だった事業を始め、遠方で単身生活していたが、診断後、自宅へ戻り、夫婦2人暮らしとなった。近くに長男家族、他県に長女家族が住んでいる。デイサービスを利用していたが、夜間の介護が困難となり、老人福祉施設へ入所。長男の嫁と週2回、夫の通い介護をしたが、3年後に逝去した。

認知症の語り

インタビュー介護者02

インタビュー時:65歳(2010年3月)
関係:妻(夫を介護)
診断時:夫65歳、介護者63歳
2008年に夫がアルツハイマー型認知症と診断され、アリセプトの内服が始まる。夫婦・息子の3人暮らし。文具駄菓子屋経営。2年ほど前、近所の人から夫の行動がおかしいことを知らされ、自覚のない夫を説得し神経内科で検査を受けた。デイサービスなど公的福祉資源の活用はしていないが、家族・近隣のサポートを受けながら自宅で介護を行っている。

認知症の語り

インタビュー介護者26

インタビュー時:63歳(2012年6月)
関係:嫁(義母を介護)
診断時:義母81歳(86歳で逝去)、介護者58歳
義母は2007年にアルツハイマー型認知症の診断を受け、アリセプトの服薬を始める。当時、義母と夫、娘の4人暮らし。介護者は元中学校教諭で定年1年前に退職し、家族の支援を受けながら、自宅で介護した。患者会や認知症の講演会にはよく参加し情報を得るなどした。義母は慢性関節リウマチがあり、デイサービスを毎日に増やしたが、夜間の排泄誘導が大変で眠れず、時々ショートステイを利用した。

認知症の語り

インタビュー介護者24

インタビュー時:53歳(2012年5月)
関係:嫁(義母を介護)
診断時:義母82歳、介護者51歳
2011年に義母がアルツハイマー型認知症と診断され、夫と自宅で介護を始める。診断を受ける前までは、義母は別居で、2006年よりデイサービスを利用しており、介護者は夫と2人暮らしだった。診断後、3カ月ほど同居して仕事と両立しながら介護していたが、症状が悪化したため、義母の施設入所を決めた。週1回面会に行っているが、後ろめたいと感じる。

認知症の語り

インタビュー介護者35

インタビュー時:49歳(2012年10月)
関係:次女(実母を介護)
診断時:実母78歳、介護者49歳(インタビュー介護者36 の次女)
2011年に実母がレビー小体型認知症と診断を受ける。父・母親と3人暮らし。介護者は慢性疾患(線維筋痛症)があり、療養のため仕事を退職した。体調がすぐれない時がある。隣接市の姉夫婦も通い介護をしてくれている。母の希望もあり、近所に病名を伝えたが、受け入れられ、嬉しかった。母は介護認定3で週2日デイサービスに行っている。

認知症の語り

インタビュー介護者34

インタビュー時:62歳(2012年9月)
関係:長女(実父母を介護)
診断時:父81歳、母80歳で診断されたのは介護者52~54歳の頃
2002年に2世帯同居の実父が脳血管性認知症の診断を受け、2年後にレビー小体型認知症と判明。同じ頃、実母もアルツハイマー型認知症の診断を受けて、しばらくひとりで2人の介護をしていたが、父の脳梗塞をきっかけに母は有料老人ホームに入所。2006年秋、父は肺炎で入院中し、そのまま帰らぬ人となった。その後、母に腎臓がんが見つかったが、本人の意思もあって手術はせず、2011年秋に自宅に引き取り、亡くなるまでの3カ月間、在宅で看取った。

認知症の語り

インタビュー介護者25

インタビュー時:50歳(2012年5月)
関係:三女(実父を介護)
診断時:実父68歳(70歳で逝去)、介護者42歳
1995年に脳梗塞を発症。実父の言動から認知症を疑い、病院をいくつか受診したが、なかなか認知症と診断されず、2004年に脳血管型認知症との診断を受けた。父親は失語があり、母と2人暮らしで、娘3人は独立していた。看護師・ケアマネジャーである介護者は当時、夫と2人暮らし。週末通って介護を手伝っていた。平日はデイサービスを利用し、母が介護していたが、父は嚥下性肺炎を繰り返して70歳で逝去した。

認知症の語り

インタビュー介護者23

インタビュー時:58歳(2012年5月)
関係:三女(実母を介護)
診断時:実母86歳、介護者53歳
2008年に実母がアルツハイマー型認知症と診断され、アリセプトの内服を始める。母は長男夫婦と同居の3人暮らし。介護者(三女)は、通いで日曜日を担当。主な介護者は同居の長男の嫁であるが、通いで次女も分担し、時々四女も手伝う。デイサービスを週3回利用。ホームヘルパーの資格をもつ次女、送迎は長男や次男と、家族で協力し問題解決してきた。

認知症の語り

インタビュー介護者20

インタビュー時:55歳(2012年1月)
関係:長男(実父を介護)
診断時:実父88歳(89歳で逝去)、介護者54歳
2010年に実父がアリセプトを内服していたことを知る。父親と2人暮らしだった介護者は仕事を休み、嫁いだ姉の協力を得て、自宅介護を開始。しかし夜間の排泄介助の多さに限界を感じ、有料老人ホームに入所。帰宅願望が強く、一旦退所し、精神科病院へ入院したが、拘束され、やせ衰える父が心配になり、他の施設を探した。やっとグループホームに入所できたが、肺炎を起こし、4カ月の闘病の末、逝去した。