※写真をクリックすると、動画の再生が始まります。
インタビュー時:29歳(2019年10月)
診断時:28歳
診断名:拡張型心筋症もしくは頻脈誘発性心筋症
首都圏に妻と2人暮らし。営業職。
2018年初めに脈が速いことに気づいたが、他に症状がなく放置。
2018年10月に近所のクリニックで薬をもらったが改善せず、咳や背中の痛み、明け方苦しくて目が覚めるなどの症状が出て、大きい病院を紹介され、重症の心不全が発覚し入院となった。
入院後、一時はショック状態となり死を意識したが、カテーテルアブレーション手術を受けることができ、脈が落ち着き退院元の職場に復帰した。
語りの内容
ーーじゃあ今、仕事に戻って2カ月ぐらいっていうことですか?
そうですね。本格的に戻って2カ月ぐらいですね。
最初は、何て言うんですか、通勤だけするとか、午前中だけとか徐々に幅を広げさせてもらって、元通りというかフルタイムで働くようになったのは、ちょうど2カ月前ぐらいから、お盆明けぐらいからです。
ーーそのプロセスはどんな感じだったんでしょうか。
最初は通勤訓練みたいなのがあってですね、全然知らなかったんですけど、その会社の復職プログラムみたいなのが一応用意されてて、会社行くだけ、行ってきましたっつって終わりみたいなのが、2週間だったんですけど。
もうそれまでに、退院してから3カ月ぐらいあったので、まあ、割と外も出ていたんですよね、自分で。なので、べつに通勤するだけはそんなにつらくはなかったんですけど。
まあ、電車はどうかなとは思ったんですけど、意外にべつに大丈夫で。なんで行って終わり、帰ってくるみたいなのが2週間あって。
でも、2週間も要らないですって言って1週間にしてもらって、その後は、午前中だけが2週間かな。で、その後、大丈夫であれば、じゃあ8時40分が始業なんですけど、そこから3時ぐらいまでやって。
で、大丈夫だったら5時で、そこもオーケーだったら、じゃあ、今までどおりみたいな。まあ、残業も、もう、基本的にはオーケー、まあ、やってもいいけど、あんまやるなよ、みたいな感じですね。
という一応そのプロセスを用意してもらってたんで、まあ、いきなり9時-5時で働くっていう感じではなかったから、そこは助かり、ありがたかったですね。体調と相談しながら戻れたので、はい。
ーー随分あの、何て言うか、きちんとしたプログラムがあって、すごいですね。
うーん。全然知らなかったんですけどね(笑)。
ーーその間は、その職場の方たちとはどんな感じだったですか。
復帰してからですか?最初は、うーん、8カ月ぶりだったんで、はい。お見舞い来てくれた方は同じ部署の上司とか、メンバーとかが来てくれてたんで、まあ、1~2回顔は合わせたんですけど。
やっぱその頃を知ってる人からすると、もう「よく戻ってきたな」っていうのはいろんな人に言ってもらえて、それはうれしかったですね。
席を残しておいてくれたっていうのもうれしかったですし、その手術のね、方法によっては元通りに多分戻れなかったので、辞めなきゃいけないかもしれないっていうのはあったんですけど、まあ、最終的にそのカテーテル*で済んだんで…。
まあ、仕事も、前ほど海外にバンバン行ったりとかっていうのは(笑)、今はできないですけど、少しずつお客さん回りとかもして、ちょっとずつ元に戻っている感じではあります。
一回も入院期間中会ってない方にも、もちろんあいさつ行って、痩せちゃったのでびっくりされましたけどね(笑)、はい。迎えてもらって、それは助かり、ありがたかったですね。
*カテーテルアブレーション
インタビュー08体験談一覧
- 精神的に負荷がかかると、心臓にも影響があると思う。交感神経が活発になって脈が速くなったりする
- 心臓の病気になるとリラックスする時間が必要。好きな音楽に合わせて心臓が反応する。激しめの音楽で元気が出る
- 退院後、しばらく休職し元の仕事に戻って2カ月になる。復帰プログラムが用意されていて、徐々に仕事時間を延ばした
- 飛行機は酸素濃度が薄くなり心臓に負担をかけるので、担当のエリアを狭めてもらい、拡張型心筋症でも同じ仕事に復帰した
- 心臓に負担をかけないため、塩分1日6~7g、水分一日1.5ℓという生活をしている。摂りすぎると体調や体重に響く
- 健保組合に限度額適用認定証 を申請し、高額療養費制度を利用した。本来払うべき医療費は200万以上なのが12~13万で済んだ
- 特発性拡張型心筋症は指定難病なので医療費の助成があったし、給与もある程度支給されたので負担なく治療を続けられた


