インタビュー内容テキスト

傷口というか、あの、がんを取ったところの胸自体が、なぜか、拘縮(こうしゅく=傷が癒える過程で皮膚や皮下組織などがひきつれてしまった状態)してしまっていて。で、それは最初の病院のときの検診で、「何かくっついちゃっているんですけど、どうなんですか?」って伺ったら、「どうしちゃったんだろうね」って、お医者さまがおっしゃった(笑)。どうしちゃったんだろうねって、私は知らない素人なのよ、と思いましたけれど、何かそのドクターは「どうしてこんなになっちゃったんだろうね」って、私に聞くんですよね。「ええー?」みたいな。
で、あの、転院したところの先生に、「そう言われたんですけど、どうなんですか?」って言ったら、「いや、何、えー? それだけしか説明してくれないの?」みたいに、「は、はい」みたいな感じで。で、まあ最初の先生は、「もう1年ぐらいたったら、はがしゃいいんだから」って言われて。はがす?(笑) 「へえ?」みたいな、癒着をはがす、うん。「あの、再建とかそういうことですか」って、「乳房再建のことですか」って言ったら、「いや、そうじゃなくて、うちの形成外科に来て、もうチッとはがせばいいだけだから、すぐだよ。1日で帰れるよ」って言われて、「入院しなくて大丈夫だよ」と言われて。ああ、そうなのと思ったんですけど。
でも、何か最近聞いたら違うみたいで、形成外科ではがして。「でも、はがしたとしても、中身がないから、中身に何か入れないと駄目ですよ」と言われたんですよ。「結局、再建しないと駄目ですよ」ということらしいんですね。だから、何かそういうことからして、全部説明がされてなくて。えー、そう、でも、何でかは分からないですけどね。何でこう、拘縮しちゃって、胸がひきつれちゃったままなんですよね。今でもね。
傷、傷じゃないんですよね。あの…乳房がこうあって、その下のほうにがんがあって。で、がんは取ったのは、切り口は乳首のところを、回りを切って、中から出しているんですね。中身がなくなっちゃったから、このクシュッて、空気がなくなっちゃったみたいな感じですね、袋の空気がなくなっちゃったら、ピチャッとくっついちゃうみたいな、そんなイメージ、で、くっついちゃったんですね。はい。

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