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診断時:66歳
インタビュー時:67歳(2008年9月)

離島在住。2000年冬、胃がんで胃切除術を受けている。左乳首の下のあせものような変化に気付き、2007年夏に受診。パジェット病という乳がんと診断され、左乳房切除術+腋窩リンパ節郭清を受けた。術後、抗がん剤を勧められたが、自分の意思で治療を受けず、現在に至る。食と民話の店を経営している。退院後すぐに仕事に復帰。娘と2人暮らし。

語りの内容

あまりね、こせこせしませんね。いつも笑ってます。ええ。一度笑うとね、3分間長生きするっていうね、自分が入院しているときに、笑い学会の先生のお話を何気なく聞いちゃったの。それで、「あらっ、あはは」って、1回笑ったら3分長生きするんだ。10回笑ったら30分だね。じゃ、これはきりがないわ、私はっていうことでね。すごくこれはいい言葉聞いたなと思いましたよ。で、それを今も、こちらに来られる方々によく話します。笑いましょうって。うん。笑わなければ、くちゅくちゅして(くすぐって)でも、笑わんと駄目よ。笑うのが苦手な人、布団かぶってでも笑いましょうっていうことでね、お笑いを勧めてます。
で、実際に、面白いお話(民話)もいっぱいあるのでね、みんなに、これを語って笑ってもらう。落語より面白いねって何回も言われてますよ。そういうふうに、昔話はじめ、言葉、しりとり遊びとかね、なぞなぞとか、そういうこといっぱい知ってるということが、まあ、私をすごく元気にしてくれたもとですね。
そのほかも孫たちとね、やっぱり限られた時間しか生きられないので、元気であってもね。だから、孫たちを仲良く大事に、8人いますから、ここに泊めたり、よく来てもらったり、遊んでます。あるいはもう、お話(民話語り)、出前でね、あちこち行きますので、お話にですね。で、それも、重なっていても時間をずらして走っていくように楽しく過ごしてますね。うん。

私は: です。

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