インタビュー時:62歳(2016年3月)、疼痛期間:4年以上、診断名:脊椎関節炎(反応性関節炎)。

関東地方在住。男性。2012年に、腰・背中・首回りが硬くなり、違和感をもった。翌月にはアキレス腱と膝が腫れ、整形外科を受診したが、問題はないと診断された。2013年6月に、脊椎関節炎(反応性関節炎)と診断された。定期的に通院して痛み止めの薬を服用し、並行して東洋医学の療法も行っている。妻と2人暮らしで、現在は仕事を引退している。

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プロフィール詳細

西山さん(仮名)は、2012年7月に狭心症を発症し、現在まで服薬治療を行っている。同年12月に腰・背中・首回りが硬くなり、違和感をもった。以前に経験があった肩こりとは違った症状であった。翌月2013年1月にはアキレス腱と膝が腫れ整形外科を受診したが、診断はつかなかった。3月には立ち上がることができなくなり、救急車で病院を受診し検査入院したものの、なおも原因はわからなかった。6月に、その病院からの紹介で都内の大学病院を受診したところ、脊椎関節炎の一種である反応性関節炎であると診断され、プレドニゾロンなどの服薬治療を始めた。2014年には、合併症のぶどう膜炎を発症し、リンデロンA液による点眼治療やデカドロン注射などを行った。現在も毎月通院している。現在は反応性関節炎の服薬はしていないものの、主に血液検査のためにおよそ2ヶ月ごとに通院し、同じ病気をもつ医師から「まだ大丈夫」、と言われることが支えの一つになっている。なお、病院の受診の他に、「徒手療法・モルフォセラピー」という療法にも通っている。患部に手を当てることによる療法で、気功の一種のようなものと考えている。施術には2時間程度かかり、帰りには行きよりも楽になっている。

痛みには、「神経に当たる痛み」と「こわばっている痛み」の2種類がある。「こわばっている痛み」の方が我慢しやすいが、「神経に当たる痛み」は、立ち上がろうとしたときなどに尾てい骨の周囲の神経に電流が走ったかのように痛む。「徒手療法」を行うと、1ヶ月ほどは「神経に当たる痛み」も和らぐ。他の人の痛みにも興味があり、病名をインターネットで検索してブログや患者会が発信する情報を閲覧することがある。自分自身でもブログを執筆しており、受診のことなどを書いている。

反応性関節炎に伴い、日常生活は大きな変化を余儀なくされた。寝転んだまま寝返りをうつことができなくなり、寝る方向を変えるには一度起き上がることが必要になった。1日の中では、朝が特に辛い。以前は個人で仕事をしていたものの、続けることが困難になったため、現在は主夫業に専念して妻を支えている。現在ではそれが生きがいになっている。妻は、もし自分が一人の時に倒れた場合に備えて、狭心症になって以来の病名・症状・薬の一覧表を作成してくれたので、常にそれを携帯するようにしている。

大学病院の医師のすすめに従って、痛みを和らげるために5,000歩を目標に歩くようにしている。歩き始めて20分を過ぎるころからからだの硬さがとれていくのが分かり、30-40分ほど歩くと楽になる。しかしその段階に至るまでの時間が辛いため、隣駅のスーパーまで歩いて買い物にいくなど、歩くきっかけを作る工夫をしている。

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