プロフィール

インタビュー31

インタビュー時年齢:60代(2015年4月)・男性
通年性アレルギー性鼻炎の治療薬の治験(第3相・プラセボ対照盲検試験)に参加。
首都圏在住。新薬の研究開発に携わった後、知り合いから治験を紹介され、被験者の立場を経験したいと治験に参加。概要を知っている薬剤の治験だったので、快諾した。治験に参加して金銭的なメリットも感じた一方、もっと詳しい情報と、実薬だったか、プラセボだったかは知らされてもよいのではないかとも思った。医師が過剰な負担なく治験ができるようになるとよいと思っている。

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語りの内容(テキストのみ)

―― で、その治験のために、何か記録をつけたりとか、そういうこともされましたか。

このときには、患者に聞くというのが中心になっていましたので、患者日記を渡されて、そこに詳しく書き込むようにというのが、ま、この試験の大きな仕事でしたね。で、具体的には、鼻水の回数、鼻水で、あのー、鼻をかんだ回数ですとか、それから、くしゃみを何回かしたか。それから、えーと、鼻閉、あのー、鼻のつまり程度がどうだったかっていうのが、その薬を飲んだあと、どう変わっていくかというのを、毎日記録する。そのために、かちかちっていうケース、カウンターのような物を、ま、渡されて。それは、あとで使って、自分で使っていいよってもらったんですけど。

この治験ていうのは、第三相試験で、実薬かプラセボのどちらかなんですね。

―― はい。

で、実薬かプラセボか全く分からないわけで。実は、最初、この薬飲んだときには、先ほど言っていたように、通年性(アレルギー鼻炎)というのはある程度、鼻水とかくしゃみいつも出ているので、何か飲んだら治ったような感じ、軽快したような感じがして「あ、これは、本当に効いているんかな」と思って、鼻水の回数とか、くしゃみ、鼻閉(鼻づまり)の程度を自分自身で、よくみて、丁寧に(記録を)つけていました。

―― それもう効いたかなという感じは、ずうっと4週間そんな感じですか。

ええ、実は、2週間ぐらい、それが何か効いたような感じがあったんで、これは面白いなと思ったんですけども。2週間ぐらいしたら、あまり効いていないような感じがして、ひょっとして、自分がプラセボだったかななんて思ったときから、ちょっと対応がっていうんですか、心理的変化が出てきましたね。

―― どういったことでしょうか。

うん。「ひょっとしたら、プラセボだったんかしら。プラセボだとしたら、何か、ずうっと飲んでもつまんないし。」という感じが出てしまって。正直言うと、ときどき飲み忘れてしまったり、鼻水とか、くしゃみの回数なんかもつけ忘れしたようなことが出てきました。

―― 途中でテンションが下がったままというか、プラセボかなという感じで。

実は、2週間経ってちょっと症状があまり変わんないなと思ったときに、一つ思ったんですけども、「自分ひょっとしたらプラセボだったかもしんない。でも、そしたら自分がブラセボが効くタイプかどうか判定してもらういい機会かな」と思って。また、一生懸命(記録を)つけかけたんですね。ところが、またもうちょっとしてみたら、あれ、これ確か、自分がプラセボだったかどうかっていうのは教えてもらえないことになっていると(いうことに気付いた)。プラセボでも一生懸命効いたような感じで(記録を)つけたら、一体何なんだろうなと思って。最後のころになると、結構飲み忘れとか、いろんな回数のつけ忘れいうのがありました。

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