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診断時:19歳
インタビュー時:29歳(2018年7月)

関東地方在住の男性。妻と二人暮らし。中学の頃から下痢や腹痛の症状があったが、受験などのストレスでしょうと言われ、なかなか診断がつかず大学1年の時に初めてクローン病の診断がついた。その後は食事療法とエレンタールとヒュミラでほぼ寛解が続いている。現在勤務医として病院で働いているが、学生時代自分が患者として過ごしてきた時の気持ちを忘れないように意識している。これからはSNSなどを通じて若い患者とのネットワークを作っていきたいと考えている。

語りの内容

えーとそれから、治療が始まったんですけれども、まあ、治療は飲み薬の治療が中心でした。あと、まあ、一番苦労したのはやっぱり食事の点ですね。クローン病は食事を基本的には制限しないといけないということで、脂物であるとか、そういったものを避ける、腸を刺激するものを避けるようにという、まあ、大ざっぱな指導は受けたんですけれども、実際に何を食べていけばいいのか分からないという状態が最初の1年間ぐらいは続きました。
で、えーと、私が取った方法としては、いろんな食べ物を、まあ、少しずつ食べてみて、それがおなかにどういう反応をもたらすかというのを、まあ、少しずつ検証していって合うものと合わないものというのを、まあ、探していくということをしていました。
まあ、それで自分の、自分に合った食事というのが分かるにはやっぱり2~3年はかかっていたんじゃないかなというふうに思いますし、まあ、その間はかなり食事というものがストレスになっていて、まあ、友達とか周りの人と食事に行くのもおっくうな時期があって、まあ、どうしてもその診断を受けてから最初の半年から1年ぐらいは、まあ、ほとんど友達付き合いをしないような時期もありました。

私は: です。

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