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インタビュー時:72歳(2011年10月)
関係:妻(夫を介護)
診断時:夫75歳、妻68歳

2007年に夫がアルツハイマー型認知症と診断され、アリセプトの内服を始める。夫と三女夫婦の4人暮らし。他に娘が2人いる。妻は元薬剤師。夫は開業の外科医で、夫婦で外科医院を開業していたが、診断を受けて休院することになった。自宅介護を始め4年後より徘徊がみられるようになり、対応に苦慮して介護保険を申請する。要介護3と認定され、デイサービスを利用するようになる。

語りの内容

それで、毎日の日課は、家にいるときはお昼、昼食までは、あれです、絵とか写経とか、好きなものを自分で選んで、半日過ごして、そんで昼食するんですね。そして、その後、テレビを楽しんで、あの、3時のおやつをいただいて、その後、ちょっと外回りですかね、2人でね、行くんです。で、私はその後、夕食の支度をして、主人は何か新聞読んだりなんかしてて。で、夕食して、食後にまたテレビを楽しんでるんですけど、あの、夜の9時半から10時半まで、まあほとんどの日、2人で歩きに行くんです。
ええ、そうする、あの、1時間こう歩いてくることによって、体がね、先生はとにかく、あの、大学病院の先生はウォーキングを薦められてるので、自分も「体の気持ちがいい」って言うんですね、外の風に当たって。で、戻ってきて、お風呂に入って休むんですけど、何かこう、熟睡できて、ええ。それで、今年の2月ぐらいからずーっと、お天気のいいかぎりは、9時半から10時半まで。ええ。ほいで、お月様がきれいだったり、風が気持ちよかったり、ええ。

―― それは奥さまの健康にとっても、よろしいですよね。

そうです、はい。あの、私も本当に、足腰鍛えてね、いいもんですから、2人ともいいもんですから。私もそれで嫌々行ってるんじゃないんです、ええ。気持ちがいいもんですから。それで行ってるんです、ええ。
…ああ。そうですね。寝る前の、そのウォーキングは、あの、本当にね、お風呂入ってコテン、キュって感じで、あの、良かったと思います、ええ。

私は: です。

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