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篭島充(かごしま・みつる)
循環器専門医、新潟県厚生連上越総合病院長
筑波大学医学専門学群を卒業後、佐久総合病院、信州大学を経て上越総合病院に勤務して、循環器内科、救急医療の分野で上越地域を代表する医師として診療に携わっている。
平成29年から同病院の院長に就任して地域医療に貢献している。

語りの内容

それから生まれつき心臓の壁に穴が開いているとかですね、心臓の奇形があるとかいう、生まれつきの病気ですね。先天性の心臓病、そういったことで(心不全が)起こる人もいます。

先天性の心臓病ってのは、子供の時にいろんなことを起こすことが多いわけですよね。
医療が発達しない時代は大人になれずに、残念ながらそういった方はお亡くなりになったわけですけど、今はですね、子供の時にもう根治手術と言って先天奇形なんかも完全に治す手術が従来よりは安全にできるようになったんですね。

ただですね、例えば4つある心臓の部屋の間の壁に穴が空いていたとして、この穴をふさいでもですね、この穴をふさぐまでに心臓が受けていたダメージってのはやっぱり残るわけですよね。
あるいは、本来このお部屋とこのお部屋を結ぶはずの弁が別のところにあって、その弁を付け直してもですね、要は手術までに受けた負担が心臓にはやっぱりダメージとして残っていて、それが完全に回復するわけじゃないんですよね。

あとはですね、手術をしたら、糸をかけたりいろいろ処置をしますよね。
そういったことの影響が何十年かかって出てきて不整脈が出てくるとかいうことがあって、子供の時に治したからそれで100%OKってことではなくて、それからの時間が長くなればなるほどですね、またそれに伴った問題が少しずつ起きてくるんだってのが最近分かってきたんです。
つまり、小さい頃、根治手術を受けた人が長生きする時代になったので、そういう問題が新しく出てきたってことでしょうか。

例えば家ですね、家の柱がシロアリで傷んだから新しい柱を立てたとしても、柱がゆがんでた時にほかのところに受けた負担がずっと残るわけですよね。
で、柱が新しくなって丈夫になっても、そのほかのところの負担が後になって出てくるとか、そういったことで心不全が起きてくることも、珍しいことではないです。

私は: です。

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