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篭島充(かごしま・みつる)
循環器専門医、新潟県厚生連上越総合病院長
筑波大学医学専門学群を卒業後、佐久総合病院、信州大学を経て上越総合病院に勤務して、循環器内科、救急医療の分野で上越地域を代表する医師として診療に携わっている。
平成29年から同病院の院長に就任して地域医療に貢献している。

語りの内容

人間の体の血液の流れってのは心臓っていうお部屋があって、そこから血液が出て1周して体に戻ってくるんですね。指輪みたいに閉じた回路をイメージしていただくといいと思うんですけど、その心臓がうまくいかないもんですから、まず心臓から全身に出ていく血流が減りますよね。
それが低心拍出の症状ということです。
体に十分な血液が出ていかないので、例えば血圧が下がるとか、疲れやすいんですね。筋肉に十分血液が行かないんで、ちょっと動くと疲れちゃう。
同じような理由で体がだるくなる。手足が冷たくなるっていうような症状が出ることがあります。
で、ほとんどの人はこれを年のせいだと思ってますね。だからゆっくり来る心不全に気付きにくいんですね。

もう一つは先ほど閉じた回路と申しましたけど、心臓から血液が出ていかないので、その心臓の手前に渋滞するわけですね。この渋滞のことをうっ血と申します。
このうっ血の症状のほうがむしろ患者さんにとっては気付きやすくて、深刻かもしれません。
例えば、肺にうっ血が起こると息苦しくなりますし、さらに進むと、夜にせきが出て目が覚めるとか、平らに寝ると苦しくて起きてるほうは楽だとかですね、今まで楽に動けていたのにちょっと動くと息が切れるとか。
渋滞した血液の結果ですね、体に水がたまって体重が増えるとか、足がむくむとか、あと胃腸がむくんで食欲がなくなるとか、そういったようなことが症状としては出てくるかなと思います。
*日本心不全学会『心不全手帳』第3版 P6~P7「心不全の症状とは」を参照してください。

私は: です。

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