診断時:63歳
インタビュー時:65歳

1998年に診断. 1997年にTURP を受けており、その後、外照射も受けた

語りの内容

――PSAテスト(Prostate Specific Antigen:前立腺特異抗原テスト)を受ける前に,このテストが何であるのか、どのような意味をもっているのか、また、なぜテストをするのかをご存知でしたか?

テストについてはとても漠然としていて、詳細はほとんど何も知りませんでした。ただ、血液中にある物質が産生されて、それを検出することで前立腺に異常や癌を疑わせるような活動があるかどうかの判定ができることだけは知っていました。私の場合、前立腺特異抗原の検査値が13と高い結果が出ました。

――PSAテストを受ける前に、皆さんが何と言われていたかに興味があるのですが、もしPSAテストで高い検査結果が出たり、癌という診断が出たらどうするのか、医師はあなたと討議しましたか?

いいえ、その段階では、本当に関心があったのは問題の病気の進行具合がどうなのかをはっきり知ることでした。何ができるかを積極的に知ろうとはしませんでした。時と共に、こちらの知識も増えて来るんです。でも、確かにあの段階では思い出せる限り、といってもほんの少し前のことですが、診断後についての指示はありませんでした。ええ、それが癌があるのかどうかを検査するテストだということは知ってましたが、もしそうだった場合に、どこに行けば良いのかを話し合うことはありませんでした。
あとになって、PSAテストは少々曖昧なテストの一つであって、一見癌のように見えても、必ずしも癌だということにはならないことを知るわけですが・・・。

私は: です。

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