プロフィール

インタビュー14

診断時:30歳
インタビュー時:49歳
1982年に乳がんの診断。乳房切除術、放射線療法。2000年に非浸潤性乳管がんの診断。再び乳房切除術。

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語りの内容(テキストのみ)

毎日ずっと、ただぼうっとしていました。あの頃は、ふさぎ込んで誰にも自分の気持ちを話しませんでした。私は頑張っていましたし、周囲の人たちも私が何とかその状況を乗り切ろうとしていると思っていました。でも、それはうわべだけのことで、心の中では苦しんでいたんです。夜、床についても、子供が成長した姿は見られないのだろうなと思いながら眠れませんでした。娘は1981年に生まれて、私にしこりが見つかった時は離乳をしていた1才くらいのころでしたから。そして、その頃、息子は2年と6ヶ月で、手術を受けたのは3歳になる頃でした。
すべてを封じ込めてしまったって言いましたけど、自分の感情までも押さえ込んでいたのです。誰にも助けをもとめませんでしたし、どんなに自分が混乱しているかも話しませんでした。主人にさえ話しませんでした。夜は眠れないまま横になっていました。
母親を思い出せないくらいの幼い年で、子供達が母親を失うのだという思いにおびえていました。私は子供のときに片親をなくす経験をしたので、自分の子供たちには同じ思いをさせたくなかったのです。

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