診断時:56歳
インタビュー時:59歳

1998年に乳がん(非浸潤性乳管がん)の診断。乳房温存手術、化学療法、放射線療法。2000年に悪性のしこりが2つ発見され、乳房切除、放射線療法、タモキシフェン投与。2001年に化学療法。

語りの内容

手術の後は、あまり痛みはありませんでしたが、ふらつきがありました。
最初はトイレに行くために起き上がる時です。そしてもちろん、寝返りを打たなければならない時です。
それから次に意識するのは、2本のドレーン(註:手術部位にたまってくるリンパ液などを排出するための管)が脇腹から出ていることです。
1本目のドレーンは2本目をつける前に抜かれるんですけどね。手術の翌日に医師達は最初のドレーンを引き抜きました。それは乳房のあった部分に沿って走っていました。 私はその場所を見てみようと思いました。
 もちろんぞっとしました。ドレーンが身体の中から出てずんずんと長く傷口に沿って走っているし、ドレーンには浸出液を排出するように小さな穴が沢山開いているし、で。
そんなものは見てはいけないという教訓を得ましたけど、凄く奇妙な感じでした。でも、見て落ち着きもしました。
 それにボトル類です。ボトルは小さなバッグに入っています。ちょうど雪だるまが持っているような小さな手さげ袋の中に2つのボトルが入っていて、トイレに行かなければならない時などに携帯することができます。

私は: です。

(アンケート結果の扱いについては個人情報の取り扱いについてをご覧ください。)

認定 NPO 法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」では、一緒に活動をしてくださる方
寄付という形で活動をご支援くださる方を常時大募集しています。

ご支援
ご協力ください

モジュール一覧