インタビュー内容テキスト

 ちょうど7月だったかに、テレビで「余命1ヶ月の花嫁」を見たんですよね。自分と同じ、まあ彼女はすごく若い20代の方ですけど、若年性乳がんの方で、ほんとに1ヶ月でこんなに元気そうな人が亡くなるはずはないって、自分も見ていて思ったんですけど。やっぱり亡くなってしまったという現実が信じられないのと同時に、何か自分もそうなってしまうんじゃないかというすごい不安があって。で、抗がん剤を、こんなにつらい思いをして打っている間だって、自分は生きているんだし、抗がん剤を打って1年生き延びたとしても、何かこう死んだように生きている1年と、抗がん剤をやめて、やりたいことをやって生き生き過ごしている1年って、同じようでいて全然違うんだなっていうことに気づいたんですね。「乳がんの場合は、いろんな抗がん剤が使えるから、この先の治療をどうするか、自分で選んでいかないといけないんだよね」ってその乳がんの認定看護師さんに言われて。「ああ、確かにそうだなあ」って。「自分でこれが合うかどうか分からないけど、やってみたいというのをこうどんどん消去法でこうやっていくしかないけれども、何か終わりの見えないゴールの見えない治療だな」っていうふうに思って。

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