インタビュー介護者35

インタビュー時:49歳(2012年10月)
関係:次女(実母を介護)
診断時:実母78歳、介護者49歳(インタビュー介護者36 の次女)
2011年に実母がレビー小体型認知症と診断を受ける。父・母親と3人暮らし。介護者は慢性疾患(線維筋痛症)があり、療養のため仕事を退職した。体調がすぐれない時がある。隣接市の姉夫婦も通い介護をしてくれている。母の希望もあり、近所に病名を伝えたが、受け入れられ、嬉しかった。母は介護認定3で週2日デイサービスに行っている。

インタビュー介護者34

インタビュー時:62歳(2012年9月)
関係:長女(実父母を介護)
診断時:父81歳、母80歳で診断されたのは介護者52~54歳の頃
2002年に2世帯同居の実父が脳血管性認知症の診断を受け、2年後にレビー小体型認知症と判明。同じ頃、実母もアルツハイマー型認知症の診断を受けて、しばらくひとりで2人の介護をしていたが、父の脳梗塞をきっかけに母は有料老人ホームに入所。2006年秋、父は肺炎で入院中し、そのまま帰らぬ人となった。その後、母に腎臓がんが見つかったが、本人の意思もあって手術はせず、2011年秋に自宅に引き取り、亡くなるまでの3カ月間、在宅で看取った。

インタビュー介護者32

インタビュー時:37歳(2012年9月)
関係:長女(実父を介護)
診断時:53歳(実父)、介護者23歳
1998年父が53歳で脳出血となり、片麻痺が残った。当時、両親と一人娘の介護者の3人暮らし。認知症になるかもしれないと主治医に言われたようだが、知識もなく聞き流していた。4年後に母ががんになり、代わりに父の面倒をみることになるが、父の認知機能は悪化し、介護者もパニック症候群になってしまう。ぎりぎりの状況で公的サービスを導入。現在、介護者は結婚し家を出て近くに住み、両親をサポート。父はデイサービス週6日、ショートステイ月2回利用。

インタビュー介護者30

インタビュー時:34歳(2012年7月)
関係:長女(実父を介護)
診断時:実父64歳、介護者27歳
1997年父が56歳で脳梗塞となり、退職。 一人娘の介護者は両親と3人暮らしで、19歳から生活と介護を支えてきた。しかし、2005年に父がアルツハイマー型認知症と診断され、状態が悪化。母も体調を崩し、介護者は介護離職した。経済的にも追い詰められてうつ状態となり、一時は死を考えた。今は週1回のデイサービス、1~2カ月に1回のショートステイを利用しながら在宅介護中。

インタビュー介護者25

インタビュー時:50歳(2012年5月)
関係:三女(実父を介護)
診断時:実父68歳(70歳で逝去)、介護者42歳
1995年に脳梗塞を発症。実父の言動から認知症を疑い、病院をいくつか受診したが、なかなか認知症と診断されず、2004年に脳血管型認知症との診断を受けた。父親は失語があり、母と2人暮らしで、娘3人は独立していた。看護師・ケアマネジャーである介護者は当時、夫と2人暮らし。週末通って介護を手伝っていた。平日はデイサービスを利用し、母が介護していたが、父は嚥下性肺炎を繰り返して70歳で逝去した。

インタビュー介護者23

インタビュー時:58歳(2012年5月)
関係:三女(実母を介護)
診断時:実母86歳、介護者53歳
2008年に実母がアルツハイマー型認知症と診断され、アリセプトの内服を始める。母は長男夫婦と同居の3人暮らし。介護者(三女)は、通いで日曜日を担当。主な介護者は同居の長男の嫁であるが、通いで次女も分担し、時々四女も手伝う。デイサービスを週3回利用。ホームヘルパーの資格をもつ次女、送迎は長男や次男と、家族で協力し問題解決してきた。

インタビュー介護者20

インタビュー時:55歳(2012年1月)
関係:長男(実父を介護)
診断時:実父88歳(89歳で逝去)、介護者54歳
2010年に実父がアリセプトを内服していたことを知る。父親と2人暮らしだった介護者は仕事を休み、嫁いだ姉の協力を得て、自宅介護を開始。しかし夜間の排泄介助の多さに限界を感じ、有料老人ホームに入所。帰宅願望が強く、一旦退所し、精神科病院へ入院したが、拘束され、やせ衰える父が心配になり、他の施設を探した。やっとグループホームに入所できたが、肺炎を起こし、4カ月の闘病の末、逝去した。

インタビュー介護者19

インタビュー時39歳(2011年11月)
関係:長女(実母を介護)
診断時:実母54歳、介護者29歳
2002年に実母が若年性アルツハイマー型認知症と診断され、アリセプト内服中。介護者は結婚後すぐに夫の転勤で関西に転居。1歳の子どもがいる。母は再婚相手の義父と妹(次女)と3人暮らし。一時、母の嫉妬妄想が悪化し、妹は限界を感じて家を出てしまった。その後、長女(介護者)一家は再び関東圏内に転勤になり、月1~2回の遠距離介護ができるようになった、妹もいまはまた戻ってきて、再び母や義父と同居している。現在、母は週2日デイサービスを利用。

インタビュー介護者17

インタビュー時:65歳(2011年10月)
関係:長女(実母を介護)
診断時:実母76歳、介護者51歳
2008年に実母がアルツハイマー型認知症と診断される。当初、母親は実家で次女と2人暮らしで、日中デイサービスを利用していたが、病状が進行して日中一人にしておけない状況になる。2011年より介護者である長女宅へ呼び寄せて、母・夫・息子の4人暮らしが始まる。介護者は自営業。週3回デイサービス利用。

インタビュー介護者11

インタビュー時:65歳(2011年3月)
関係:長女(実母を介護)
診断時:実母75歳、介護者51歳
1998年に実母がアルツハイマー型認知症と診断される。介護者はもともと実母・息子と3人暮らし(実父死亡、夫と離婚)だったが、息子の独立を機に、自営の仕事をするために母と離れ、遠方で独り暮らしをしていた。母が診断されてから遠距離介護を2年したが、身体がもたず母親を呼び寄せて同居する。その4年後にはグループホームへ入所、一時退所させて同居、現在は介護老人保健施設を利用。

インタビュー介護者10

インタビュー時:56歳(2010年12月)
関係:長男(実母を介護)
診断時:実母83歳、介護者54歳
2007年に実母がアルツハイマー型認知症と診断される。アリセプト内服中の母は独居。介護職を専門として勤務している長男が週末に1泊して遠距離介護を行っている。主として介護の実務を行っているのは県内に住む姉で、週5日通って介護している。ショートステイやデイサービスを利用しても、週1日は母親が1人になってしまう。将来を考え、入所を勧めたいが、姉が反対している。母親も入所を希望しており、時間をかけて姉を説得中。

インタビュー介護者09

インタビュー時:48歳(2010年10月)
関係:次女(実母を介護)
診断時:実母80歳、介護者46歳
2008年に実母がアルツハイマー型認知症と診断され、2人暮らしで自宅介護をしている。母は週4回デイサービスを利用している。介護者は企業の健康管理センターに勤務。診断を受けた当初、症状を悪化させたくない気持ちから、母に脳トレや機能低下防止の体操等を強いてしまったが、母の気持ちになって考えられるように変わろうとしているところである。嫁いだ姉がいる。

インタビュー介護者06

インタビュー時:58歳(2010年9月)
関係:次女・嫁(両親と義父を介護)
診断時:実母81歳、実父87歳、義父85歳(89歳で逝去)が診断されたのは介護者54~56歳の頃
2006年に実母、2007年実父、2009年義父がそれぞれ脳血管型認知症になる。介護者は元中学校の教員。義父・夫・長男の4人暮らし。実母の診断時、両親は2人暮らし。しばらくして三女が同居。介護は長女と3人姉妹で分担した。次女である介護者は仕事を辞め、3年間遠距離介護を行った。実父が認知症になった後は、施設を数カ所利用後、両親は夫婦で有料老人ホームへ入所したが、2年後に実父が逝去。その間に義父が認知症となる。現在は、入所の実母と、デイケア利用の義父の介護中。

インタビュー介護者01

インタビュー時:61歳(2010年2月)
関係:長女(実父母を介護)
診断時:父82歳、母80歳が診断されたのは介護者54~56歳の頃
2002年に父親が脳血管型認知症と診断され、2年後には母親もアルツハイマー型認知症と診断された。ともにアリセプトを内服しているが、母の場合は父よりも進行が急速だった。発病当時、両親は2人だけで暮らしており、長女は隣県に住んでいたが、遠距離介護を行うためフルタイムからパートへ仕事を変えた。さらに次女・三女が仕事を変えて実父母と同居することになり、2007年からは4人で暮らしている。週3回デイサービス利用。