インタビュー内容テキスト

やっぱり、脱毛しててかつらを被っているので、白血球がすごく下がってたので、病気ももらえない。で、マスクをして、ちょっとそこまでもやっぱりマスクをして、主人と一緒っていう状態で、やっぱ近所の人から「どんなふうに見られてるんだろう?」っていうのもあって。子ども会の役員さんとかもしてたんだけど、やっぱりもう、「ちょっと出れないから」っていうことで、「『あの人出れない、出て来れないわよね…』みたいにきっと思われてるんだろうな」っていうのもあって。子どものお付き合いっていうのもありますよね。やっぱり地域の人ともあるし。なんかそんなのも一切出なく、出てた人がいっさい出なくなったから、噂が噂を呼んでじゃないけど、やっぱりそんなところも耳から入ってきたりして。信頼できる人にはやはり1人2人には言ってたんですよね。助けてもらわないといけないからですね。で、なんかこう…「どうしたの?」って聞かれるとか言って…、その人からも言われたりして。もう本当に言ってしまいたいって気持ちがすごくあったんですよ。「私はもう乳がんなの、大変なのって。だから協力して!」って。
 でも、それを言ってしまったら、「子どもがなんて言われるかな」っていうのがすごく私、頭にあって、子どもには「言わないで」って。「お母さんは自分の病気のことは自分で言うから、聞かれても、お母さんは具合が悪いから、って言ってて」って。「体調が悪い、って言ってて」って、言ったんですね。で、一応、なんとなくその出産後だったので、産後で具合が悪いっていう感じにしてもらってたんだけど、子どももいろいろ聞かれてたみたいだし。で、ねえ。やっぱりその、お母さんたちが話しているのをその子どもたちが聞いたら、子どもたちからそのうちの子に、やっぱり、子どもって悪気がないから、全然、やっぱりこう「お前のお母さん病気なんやろ、がんなんやろ」って、学校で言われたりする気持ちってどうなんだろうと思って。ある程度大きい子だったらそんな…こともないんだろうけど、微妙なお年頃だから、そのとき逆にね、傷つけてしまうのかなあと思うと言えないところもあって。なんか言わないほうがいいよっていう、こう、がんの体験者の人もいて。だから本当にまるっきり隠してるって人もいるし、言わないっていう人もいるし、自分には何が合ってるんだろうって、それもすごく悩んでて。何となくいろいろ悩んでいると外にも足が向かないし、なんか家にいましたね。

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