インタビュー内容テキスト

肝臓への転移がわかってから、抗がん剤の錠剤を平成20年の6月まで5年少々飲んで、肝臓には小さなものがあったんですけど、それが言うなればかさぶたみたいになっている状態になりました。先生は、「もっと副作用が出る人がいるんだけど、思いがけず少なくて、長く薬を飲み続けられた」とおっしゃっていました。ただ去年の今ごろ、「もうそろそろ限界だろう」と言われていて、案の定、おばあちゃんのお葬式ごろから血尿が出だして、それで6月ぐらいで抗がん剤を中止しました。8月9月とずっと血尿が続いて、10月ぐらいにも少し出たと思います。半年ぐらい休んで、「また様子を見て次の治療を考えましょう」と言われていました。
私自身は、肉眼でわかるような変化が尿になかったため、その後血尿は止まったと思い込んでいましたが、平成22年11月末にひどい血尿が出るようになりました。泌尿器科で検査の結果、医師からは「ほかに原因は考えられない(抗がん剤の副作用が原因ということ)。5年あまりかけてそういう体質になってきたものがその薬をやめたからといってすぐ元には戻らない」と言われました。薬の副作用でもろくなった膀胱内の粘膜や血管から出血を繰り返している状態です。内視鏡的手術によって出血しているところや出血しそうな所を焼き付けるとともに、止血剤を服用することでひどい出血は収まっています。また、止血剤を飲み忘れると出血があります。止血剤が有効でコントロールができていますが、この状態が今後も続くとなると止血剤の副作用はどうなるのかと心配になります。
病気とつきあうということはこういうことなのかと、あらためて実感しています。がんの進行に対する不安だけでなく、治療に伴う二次的な体調の変化(悪化)をできるだけくい止められるように毎日の微妙な変化に気を配り、少しでも健康的な生活ができるよう心がけていかなくてはと思います。

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