投稿者「dipex-j」のアーカイブ

慢性の痛みの語り

高名な中国の鍼(はり)の先生にかかり、漢方も処方してもらったときには、1年間で300万円かかった。杖なしで歩けるようにはなったが、痛みがなくなるということはなかった

えー、カイロプラクティックだとか、あとペインクリニックなんかにも通ったりしたんですけれども。あとは、ちょっと、すごく有名な中国の鍼(はり)の先生を、ご紹介いただいて、鍼治療なんかもしたんですけれども。たぶんそこにかかったときはちょっともう歩くのも困難で、足を引きずったりとか、杖を突いたりして歩いているような状況だったんですけれども、えーと、鍼の先生を紹介して、鍼治療して一応その杖なしで歩けるようにはなったんですけれども、痛みが引くっていうふうにはならなくて。えー、そうですね。あの、痛みがなくなったということはなかったんですけど、まあ杖がなくなっただけでも、だいぶそのときは、多少効果があったかなとは思うんですけれども。ただ、やはりその、何も痛みがなくて、通常の生活を送れるっていう状況ではなくて。

カイロみたいなのは、行けば1回1万円とか1万5,000円しましたし。中国の鍼の先生に関しては、その先生が中国人ということもありますし、ものすごくその中国の中でもトップクラスの先生でオリンピックの選手団とかに付いていったりとか、温家宝首相のお抱えの鍼の先生だったんですね。なので、本来であれば私のような一般人が診てもらえるような先生ではなかったので、その先生に鍼を打ってもらうと1回3万円かかりましたし。その先生、まああの、その先生は今通っているクリニックの先生からのご紹介だったんですけど、あの…、その先生のご主人が、えっと。脳、脳の、あの、手足とかが麻痺しちゃう、脳の病気なんかになったときに漢方で飲んで、すごく症状が良くなったという、ちゃんとしたまあ前例があったというもあるんですけど、あの、やはりその痛みに効くという漢方を処方していただいたんですね。それは1年で300万かかりました。はい。

―― それは全部ご両親が出してくださったんですね。

はい。

―― それ、漢方を飲んで、飲む前と後では。

変わらなかったです。

―― 変わらなかった。

はい。

―― 今はもう飲んでいらっしゃらない?

今は飲んでないです。

慢性の痛みの語り

ひどい痛みに苦しむ母を心配した妹がハンドパワーの祈祷師のもとに連れていったと聞きショックを受けた。3-4回通ったが効き目はなかった

あの、家族はもちろん心配したわけですので、実は妹はですね、あの、一度銀座のほうの祈祷師に母を連れていったことがございます。それはどういうことかといいますとね、あの、痛みというのは、精神的な適応はあるだろうということですので、まああの、妹がですね、知り合いの方が銀座の、あるハンドパワーと言っていたと思うんですね、その銀座のハンドパワーの方で、あの、とても癒やされたと。そういう方がいるので、試したらどうかと母に勧めたそうです。で、母は、わらをもすがる思いで、やはりその銀座のお店にも、えー、聞いた話ですと、まあ3、4回通ったそうなんですが、まあもちろん、あの、効き目がもちろんないと。 ちょっと私、そのときはさすがにショックを受けまして、あの、私がいたらですね、きっと止めたと思うんですが。まああの、妹はあまりそういう、まあもちろん医学の知識、まあ私もそうですけれど、知識がなくて、こうちょっとうわさベースですよね。こう口コミ的なものを信じてしまって、で、母もあまりにも痛みがひどいものですから、こう、あまりこう、ちょっとそれはどうかなと思われるようなことまでも手を出してしまったと。そんな形だと思います。 で、母が、そのとき非常に記憶に残っているのが、あの、正直、全然そのハンドパワーで全く効き目がなかったので、もう効き目がないので、えーと、「今回で、あの、もう効き目がないので、今回でもう失礼させていただきます」と、あの、伝えたそうなんですね、その方に。そうしたら、「ああ、そうですか」って、笑顔で、一言で終わったそうなんです。で、母はその対応が非常にショックで、あの、初めからもう母は期待していなかったのですが、「あ、そうですか」っていう、そのね、あっさりとした対応も余計、母の心に響いたそうなんですね。で、正直言ってもう、いわゆるだましではなかったのか。つまり、あの、何でしょう。効き目がない、あの、患者が効き目がなくてやめるということに対し、こう、罪の意識もあまり持っていなかったように、あの、見受けられたそうなんです。で、それが、やはり、母にとっては、1つの、まあつらい体験であったようです。

慢性の痛みの語り

痛む右手に鍼を刺すなんて考えられないと思ったが、ツボは左右対称なので左手の同じところに打てば効くと勧められた。試してみたが効果は感じられなかった

―― 一般のその病院以外で民間療法とか、それからサプリとか、そういったものっていうのは何か試したことはありますでしょうか。

もともと私、あんまりそういうものを信じていなかったので、その、まあ西洋医学が効かないから、すぐに東洋医学とかそのほかの方向へというふうには思いつかなかったんですけど。たまたま、えーと、知り合いに、鍼をやっている方がいらっしゃって、それかいいんじゃないかとか言われて、えーと、何度か治療をしてもらったことがあるんですけど、それはでも、鍼って普通に体に鍼刺しますけど、痛いところ、右手に鍼を刺すなんていうのはもう絶対無理と思って。「いや、そんなことはやめてくれ」と言ったら、その、ツボというのは左右対称だから左手の痛いところ――違う、右手の痛いところと同じ場所…で、左手に打てば効くっていうふうに言われて、左手に鍼を打ったりしていたんですけど。いや、そんなに、あんまり……、へ、変化はなければ、あんまり私もそのそれに頼りたいという、そういうこともなかったので、自然ともうやめましたね。基本的にあまり何もやってないですね。

慢性の痛みの語り

ヨガや瞑想を通して自分と向き合う時間を持つことがせっかちな自分に助けになった。自分との対話が痛みのコントロールにもつながったのではないかと思う

例えばヨガだとか。例えば瞑想とか。あの、そういうのって私はすごく助けになってたのですね。で、あの、例えばヨガなんかでも、私も本当になんか性格がせっかちなので、あの、もう走りたがるんですよ、人生。それでヨガっていうの、こう、ゆっくり、ゆっくりなんです。最初ゆっくり。で、私の中では、「私は忙しいのよ。こんなゆっくりやってられるんじゃないのよ」って一瞬思うんです。ところが、やってるうちに、「ちょっと待て待て待て待て待て。そうだ。このペースを忘れてた」って思い出させたりとか。

例えば、あの、瞑想、を少しやりに行った時期もあって、あの、全然仏教徒でもないのに。阿字観(アジカン)って知ってますか、フフフ(笑)。あの、そういう瞑想をしたりとか。あとは、あの、まあもともと、うちがクリスチャンなので、やっぱり、あの、なんかそういう別に宗教ではなくて、なんかこう自分に対話をするってことが自分の中ではもう、昔からそれはそんなに嫌なことではなかったので、こう自分と向き合う時間…、ヨガだったり、瞑想だったり。

あの、例えばそうですね、もう1つはやっぱり、病気になってすごく、あの、自分がこういう病気を抱えたり、痛みを抱えることで何か人生観変わったっていうのは、自分が生物なんだっていうことをあらためて、何ていうのかな、こう感じる。何ていうの。人間って何となくこう、あの、動物とは違うっていうか、もっとこう高尚なものだと自分の中ですごく思っていたのが、「何だ、自分も死んでいく存在じゃない?」っていう、生物としての自分っていうこととか。あとは、だから自然の中で自分も生きているんだから、いつかは死ぬんだなっていうふうに思ったりするので。なら、なんか、どうせ死ぬ…生物であれば、なんか毎日平和なほうがいいなと思うので、そういう対話をすることが痛みをコントロールにつながったり、あの、自分が病気に向き合うっていうものの、なんかこう、1つあったんじゃないかなというふうに思います。だから、それがなかったら、私、もっと苦しんでたような気がするんですよ。何で私がこんな病気にならなきゃいけないのとか、何悪いことしたのとか、たぶんそういうふうになってたんじゃないかなと。

慢性の痛みの語り

地元で笑いヨガのリーダー研修を受講して、線維筋痛症の仲間との交流会でも笑いヨガをやってきた。笑いで痛みが消えるとは限らないが、家庭でも笑うように心がけている

交流会を行ってくる中で、やはり皆さんが心配してる線維筋痛症についての仲間たちと、いろいろな交流をしてきました。その中で印象、私として印象があったのは、当時、地元で笑いヨガというものがありまして、笑いヨガについて、リーダー研修を受けました。…という形で、笑いヨガという形をやってきました。笑いヨガをやる中で、笑って痛みが消えるのかどうかというものもありましたが、消えたときもあったし、消えなかったときもあります。現在はちょっとよくわからなくなっています。

これは、私、笑いヨガリーダーということで、携わってきたんですけども、現状ちょっと、やれてないというところもありますが、えー、笑いヨガについては、あの、笑う――ヨガをしながら笑うっていう形になっているので。あの、こちらも地元のほうで、毎月第3日曜日とかに笑いヨガの同好会があるんですけども、最近、実のところ笑いヨガの同好会に行くことができずに至っています。なぜかというと、どうしても第3日曜日というのが、ほかの用事で埋まってしまっているということもあります。
あとは自宅で笑いヨガというか、笑い、について、うーん、やっぱり最近ですね、ようやく最近自分、まあ自分、自分というか、妻が、妻も、よく笑うことはいいということになっているので、少しずつ笑う、笑える、まあ、作り笑いの場合もありますが、まあ笑うように心がけております。

慢性の痛みの語り

自己治療は宇宙のエネルギーを自分に伝わらせて「お手当をする」もので、最初は体がぐわーっと熱くなるが、毎日やっていると次第に熱の波が小さくなって良くなっていく

―― あの、エネルギー療法って、たぶん一般の方はあんまりよくわからないと思うんですけども、そのエネルギー療法の自己治療っていうのをちょっと説明してもらってもいいですか。

えっと、うんと、その、薬を使って云々とか、あの、鍼(はり)や指圧を使って云々というんじゃなくて(笑)、あの、えっと、要はお手当て。お手当てということで、えっと、またこういうことを言うとなんか宗教がらみになるんじゃないかというふうに言う人もいるんですけど、気功っていうのはよく聞かれると思うんですけど、気功に似てるんです。でも、気功っていうのは自分の力を使って、えーと、自分の力で、エネルギーで、えーと、治癒する、治癒をしていくっていうんですけども、そうじゃなくて、例えば私の使わせてもらっているのは直傳靈氣(じきでんれいき)といって、直傳靈氣気功整体というもので。そのエネルギーというか、そこからのエネルギー、宇宙からのものの力を借りて、えーと…、自分にこう伝わらせてもらって、お手当てをする。まあ、お手当てするっていう、簡単に言うとそうなんですけど。 でも、それを言うとやっぱり中には宗教的っていうふうに、あの、捉える人もいるので、本当はこればっかりは信じる、信じないの世界なので。私の家族の中でも主人とか妹は(笑)、あの、こう痛いところ、つらいところにこうお手当てをしてあげると、あの、「まあ温かくはなってくるけども…、うん、それが効くの?」っていう(笑)、言う人もいたりとかして。だから、本当に効くっていうふうに思えば効くんだろうしというところもあるので、一概には言えないんですけど。

―― それをやると、どんなふうに自分の体がこう良くなるっていうふうに感じられるんですか。

人によってなんですけど、私の場合、もうやっぱり熱く熱く、ぐわーって、一気にぐわーって熱くなっていって、で、ある程度の時間たつとこう沈んでいく。で、やっぱり症状が重い人ほどそれを、やっぱりそれも治療頻度ということで毎日やってあげなくちゃいけないんですけど。あの、そうすると毎日することによって、その、ぐわーってなる、熱くなったりするのが、だんだん、だんだんこう、波の、下がっていくっていう形で。私の場合は、あの、こう熱くなったりとか、自分に対しては熱くなるんですけど、あるとき人にやったときに、あのこう、じんじん、ここが痛くなる感じになる人も。そこに炎症が起きていたりすると、こう痛くなるというか、そういう症状が、ある、あるんですけども、出るんですけども。

慢性の痛みの語り

民間療法で教わった自分専用の体操を家でやっていると、からだがカーッと熱くなって調子が良くなる。同時に考え方がポジティブになり、ストレスに強いからだになったと思う

で、まあ治療して間もなくはなかったんですけど、最近は自分に合った家での、あの、こう、体操というか、そういうものがあります。あの、例えば肩幅に足を広げて、その、横になって、私の場合は右手を、あの、呼吸を大きく吸って吐いて、吸って吐いてを2回ぐらいやったら、右手をね、こう、うーん、手の平を上に上げて、あの、床にペタッとくっつけて、そのまま、――あの、それをほかの人がやってはいけないんですけどね、自分だけなんですけど。それで、あの、一応、「ああ」って言って少し軽く声を出しながら、くるっとうつ伏せになって、ペタッとこう。で、そこで5回ぐらい大きな深呼吸をしてから、すーっとこう正座するみたいな。そういう何ていうか、こう、たぶん運動療法って、それで運動療法って言えるのかって感じな気はするんですけど。

あの、やり方1つで、深呼吸の仕方1つで、本当になんかこう、カーッと体が温かくなったりとかするような感じで、たぶん見てる人たちが何してるの?っていうような動きなんですけど、それをやることによって、また次の治療のときにも、ああ、あの、今日は良かったねって。うーん、なんかこう、何だろう、その治療、私にはすごくいい治療なんですけど、あの、1つに調子良くなって、あの、そのやり方で私の場合はすごく良くなったんですけど。そのことによって何だろう、今まですごいこう、あの、ネガティブな考え方だったのが、自然にポジティブになっていった。で、いつも何かこう起きてもみないこと、不安とか。何も起きてないんだけど、何かこうなるんじゃないだろうかっていう不安とかが、割と、あの、体調悪いときってどうしても前向きにとか言われても、全然そういうふうになれなかったのに、何だろう、そういうことも調子良くなるとともに、あの、ネガティブな感じ方から本当にいいほうに傾いていくのが、この本当にあの、療法によって、この民間療法によって自分の精神的な部分での強さ。ストレスを受けづらい体づくりもしてもらってたなと、つくづく思います。

慢性の痛みの語り

術後に整体師の勉強をするうちに自分の体の中心バランスが悪いということに気づいた。ナースの仕事に戻ってからも筋肉が堅くなる前に整体師仲間にほぐしてもらっていた

たまたま、あの…痛み、2回手術、2回、まあしたんですけど、2回目終わって、しばらく仕事は実際してなかったんですね。その間に、えー…、整体師のほうの、あの、ハローワークを通しての整体師の緊急雇用対策というものがあって、たぶん通過はしないでしょということで、たまたま受験したら通りまして。そこで自分も勉強していく中で、結局自分の体のバランス、中心バランスが悪いんだっていう部分に気づいたのもあって、えー、勉強はまあ3カ月しましたけど。……その中でやっていくうちにだんだんやっぱり、整体師自体、ちゃんと中心に乗れないと、人のこと(治療)をできない。正しい圧を入れれないっていう部分ですごく痛み自体は、遠ざかってたんですね。そこから、やっぱりあの、整体師のほうで少しの間食べてて、「あ、こんないいことはない」と。

でも、それを仕事に、本来の仕事に生かせればなっていう部分で、やっぱり仕事、ナースに戻ろうっていうことで戻って。やっぱりバタバタしつつ、まあそのとき同じ勉強をしてきた仲間のところに電話して、「ちょっと調子悪いんだよね」っていう感じで頼んで。えー、お互い、まあ、その相手である友達、施術をする側の相手、友達自体もやっぱり痛い人の部分のお客さんというか、顧客がいなくて、たまたま私を通して彼女も「あ、こっちの方向だったらその痛みのときにはだめなんだ」っていうのもあるし、私は私で逆にほぐしてもらえてるんで、まあ筋肉が硬くなる前にほぐす方向で。完全に動けなくなるまで自分の仕事をするんではなくて、ここまでだったらまだ大丈夫っていうのがだんだんできてきて、それで、しばらく、まあ、マッサージというか整体のほう、かかりに行きつつ本業である仕事をしたっていう時期もやっぱりありましたね。

慢性の痛みの語り

西洋薬も飲みながら、鍼(はり)に1週間に1度くらい通っていた。全身の気血の巡りを整えることで、三叉神経痛の痛みの感じ方が変化したのかもしれない

で、えーと、通ってた歯医者さんの紹介で、あの、鍼灸、「鍼(はり)の先生でいい先生がいるから行ってごらん」って言われて、その、鍼はずっと通ってました。まあテグレトールもある程度飲みながらですけど、鍼も、結構ちゃんと1週間に一遍ぐらいは通ってました。で、ただ鍼は、その、痛い部位をこう刺すわけではないので、なので、あの、体の全体のその気とか血とか、そういうののめぐりを良くしてから、良くすることで体調を治して、まあそういう神経痛とかも治すっていうような、まあ、コンセプトなので。うん。まあすぐには治らないんですけれど。まあ、でも通っているうちに、まあ会社辞めたというのもあるんですけど、治ってきたので、あの…、まあそれは良かったかなと思っているんです。

鍼灸、長かったですけどね。先生と仲良くなっちゃったので。あの、なんかこう、私の体の…、何ていうの、全体を整えることに結構苦労、苦労したというか、してた先生なので。まあこっちに来ちゃったので、行けなくなって、で、もう年行かれたんで、引退されたんですけど。あの、その先生、うんと、治りましたから途中からやっぱり、それをやってて。だから、継続してやっぱりその整えることに、その痛みを取るじゃなく整えることに行ってましたね。そういう考え方もありなのかな、わかんないですけど。でも、それも単に痛みの閾値が上がるだけであって、その時期だって、神経と血管は当たってたわけじゃないですか。その状態は変わらないわけなので、自分の感じ方だけですよね、痛みの。それが、まあそういう感じない状態に鍼をすれば、鍼でその、毎月ちゃんとこう手入れしてやれば、痛みを感じない状態に、な、なれてたのかもわからないですね。たぶんそうだと思います。別に鍼したからって、血管と神経が離れるわけじゃないので。だから、そういうぐらいですかね。

それと鍼ってやっぱり怖くて、あの、どっか変なとこ刺されると死ぬじゃないですか。あの、必殺仕置人じゃないけれども、ね。眉間とか何かあんなところを下手されると。だから、信頼関係でしか成り立たないので(笑)。だから、その先生はもう絶対信頼してたので、どんなに際どいところでも大丈夫だというような、あれはあったんですけど。だから、あんまり鍼は人には勧めない笑)。その先生がまだやってはったらね、そこ勧めるけれども。あの、鍼は勧めないです。私行きましたけど。

慢性の痛みの語り

病院で出た漢方エキス剤は効果が感じられずやめてしまったが、漢方薬局では頭痛だけでなく便秘など全身の症状に合わせて調合してもらえるので続けていきたい(テキストのみ)

漢方は、あの、えー、本当に、駅の近くにある漢方屋さんなんですけれども、中国の方で、症状をこう説明するといろんなのを混ぜてくださって調合してくださるので、自分にしかない漢方でとても頼りになるんですね。以前、あの、病院から漢方がいいよって言って、ツムラから出されている番号の付いた、漢方を処方してもらったことあるんですけれども、あんまりこう、私もあんまりこう継続するのが苦手なタイプですし、効果があまり出なかったので、やめてしまった経緯があって。でも、そちらのだと本当にそのときの症状で調合してくださるので、「何々を多く入れておいたよとか、えっと、今回は、じゃあ、あの、お腹の張りが気になるから、じゃあ、もっともっと血液が、全身に行くようにしましょう。めぐりが良くなるものにしましょう」とか、「便秘がちだったら少しそれに効くものを入れましょう」とか、「ちょっとにおいのきつい、防風通聖散とかそっちを多く入れましょう」とか。で、「頭痛に関してもやっぱりストレスが強いのよ」って、そうしたらなんか頭痛を緩和するようなものを調合してくれたりとかして、自分に合ったものを混ぜてくださるので。

あと、まあそうですね、回数はその症状に合わせて、ひどいときには1日3回飲みますし、軽いときには1日1回飲みます。なので、自分の症状に合わせて飲めますので、漢方はとても続けていましたら効果が出ましたので、ちょっと試してみるといいかなって、自分でももう少し続けたいなというふうに思っています。はい。