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診断時:18歳
インタビュー時:31歳(2018年5月)

関東地方在住の女性。夫と二人暮らし。18歳の時に痔ろうがきっかけでクローン病と診断され、治療を続けながら保育の短大を卒業し、子どもに見せる演劇の道に進んだ。しかし、旅演劇の仕事は過酷で5年間頑張ったが下血や腹痛、貧血が激しくなり、また自分でもやり切ったと思って退団し、その後栄養士の資格を取って保育園の栄養士になった。今病状が安定しているのは、レミケードとエレンタールを中心にした食事療法のお陰だが、2年前に結婚したことも大きく影響していると思う。

語りの内容

―― その後、まあ劇団に入られたということなんですけれども、当然その劇団の方には病気のことはおっしゃったわけですね。

そうです。もう病気のことは何も隠すまいと思って伝えた上で、その、かつ2カ月に1回レミケードを打ちますっていうことも含めて入りました。分かってくれて、入れてくれました。

―― その、レミケードはいつ頃始めたんですか。

22ぐらいのときに、劇団の養成所時代に下血して入院したときに始めました。

―― それは、その病院の先生が、あの、これをやってみようということで。

そうです。何か結構、有名な先生らしく、いっぱい診てて、クローン病を、で、「やってみよう」って言ってやってみました。

―― で、あの副作用とかはなく、ずっと今まで続けているわけですね。

そうなんです。副作用はなくて、あの、レミケードって続けていくと段々効果がなくなってくるっていわれているんですけど、私は幸い今でもしっかり8週間問題ないので、今でもずっと8週間単位で打ってます。

―― で、途中で、その8週目ぐらいになってくると調子悪くなってくるとか、そういうこともなく?

ないですね。意識したことないです。

―― それはいいですね、でもね。

はい、本当に。
でも、食事療法を続けてる、食事療法とレミケードをちゃんとやってるからってどの先生にも言われます。結構、当時20、私が22ぐらいの時代にレミケードを打ったらラーメンも何でも食べれるっていうのがネット上ですごい出てて、あれはすごいスーパー、スーパー素晴らしい薬だみたいな。私はそれを信じなく、信じてなくて(笑)、レミケード打ってもちゃんとエレンタールを飲み続けたので…、それのおかげだと思ってます。

私は: です。

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