それとかね、まあ、あの、前立腺がんの治ったいう人の闘病記見て。ドームがあるんですね。岩盤浴なんか、まあ、とにかく体の中ぬくめることいいですから、その、美容用のドームもありましてね。そこへ入って、遠赤外線です。で、寝たら、体全体ぬくもりますからいいよと、それで私は治しましたというのを見て、実際にその人の家に行って、で、「今日、ここで寝てください」。そのドームの中で寝るんですから、こうね、寝返りもできません。ずっとこう、このまま寝るわけですわ。それも買って。それも1年ちょっと使ってましたかね。夏でも入って、それもしたし。
それから、あの、これは何いうんですかね。えー、温熱療法いいましてね、温熱の機械があるんですね。それで病院に通って、あの、ぬくい、上下で、あの、ポリのぬくめたやつをこうね、上下に当てて、体をあっためるわけです。まあ、がんは、43度ぐらいですか、で死ぬという。それも通いました。それでも、あの、下がらなかった。
いろんなことやりました。もうとにかくいいと言われることは全部やりました。えー、まあ、細胞療法でしょう。温熱療法でしょう。金がかかったのはね。それから、ドーム買ったでしょう。あとどんなことやったのかな。うん、まあ、全部取り上げてやりましたけど、ずっと上がり続けてましたね。
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あれも、だから、実際に温度高くなっているのは、30分から40分なんだろうな。で、前後、徐々に、やっぱり準備からあれすると、1時間はかかる治療でしたね。
その、治療のこう、まあ、副作用というか。
一切ないです。
ない。
これはもう、むしろ、お風呂あびたあとのような、こう、全身が温かくなって、汗だくになって、ま、さっぱりするくらいの気持ちよさ。サウナを浴びたような気持ちよさがあって。
えー、ただその、やり始めやっぱりこの、なんなんだろうな、もう、電磁波かなんかの、ようするに電気なんでしょうね。うまくこう、あの、機械が、動けばいいんですけども。ぴたっとこう密着がないとね、やっぱり、びりびりびりびり電気を帯びるような、こう。それが、痛みになるんですよ。ですから、「いや先生、ここ痛いんですけど」って。もう、そこんところ、だから、とめてみたり。またそこに、あの、ゼリー状のものを塗って、密着をこうするようにしてみたり。だからそこが、ほら、下半身部分と腹部の部分とで、そうとう違ってね、やっぱり、長く効率的にするには、わたしは、長くしてもらいたいんだけれど、熱いし痛いしみたいな部分が続くと、やはり、我慢にも限界があって、その都度だからストップしてもらったりすることで、先生方には、ちょっと迷惑をかけたかもしれませんねえ。ええ。
どういうふうな姿勢でこう当てられるんですか。
いや、あの、あれですよ、上、上向きに、裸の状態で寝て、そして、上下にバスタオル、厚いバスタオルしかれている中で、そして、ようするに、体をこう熱から発する部分をはさむような、あの。ええ、はい、機械で、インターネットで出ていますよ。あの、ハイパーサーミアって入力しますと出てきますね、はい。
IMRTが終わって、その、また半年後ぐらいかな。あの、ホルモンやめたと同時に少しずつ、もうすぐ数値が上がってきて。で、また、これも、自分で選んだんですけども、温熱療法やったんですよ。ハイパーサーミアっていうんですけども。これはね、保険きくやつだったから。(隣県の)公的な、病院でやる人がいたもんですから。だけど、それは、前立腺専門じゃないんですよね。えー、胃とかすい臓とかそっちの消化器系関係が専門だったので。だけども、前立腺、わたしをテストしてもいいからやってくださいってお願いしてやったんだけど。もちろん、それでも、やっぱりPSAのストップはならなかった。
あれなんですね。こう、前立腺あるところを上と下からこう、ハイパーサーミアという特殊な、あの、機械で熱くするんですよ。で、その原理は何かと言いますと、がん細胞っていうのは42度を30分浴びると細胞が死んでいくという原理を、その機械を利用してやるというのが、簡単に言えばそういうことなんだけども。ただ、わたしの場合は、やっぱり、いろんなあの、場所場所によって、違うんでしょうけども。前立腺っていうのは、やっぱり泌尿器ですから、下のほうですよね。ですから、多分、広めに大きめに当てることで大変苦労したのか…やっぱり、温度を上げるのがね、大変なんですよ。あの、ピンポイントでこう、あの、腹部だったら、ある程度当てられるのかもしれませんけども、こう下半身部分だったので。まあ、その辺もだけど、レントゲンを撮りながらの位置決め。まあ、だけども、アバウトにね、当てるしか方法なかったと思うんだけども。
だけども、そういうふうなものに取り組んでいるときは、取り組んでいるっていう、こう意識がですね、前向きじゃないですか。だから、片道4時間のうえかかりますけども、往復8時間の上、治療も含めてね、ですけど。まあ、苦痛じゃなかったですね。それも、1ヶ月以上かかったかな。最低十何回かしなきゃなんないから。
割と友達なんかでは、お医者さんが、「もうね、余計なことするとかえって苦しみが出てくるから、むしろ、まあ、年とってるから、進行度も遅いし、まあ、あなた方の年だと先に寿命が来るかもしれないから、まあ、ほっといてもいいんじゃないんですか」というようなね、そう言うお医者さんが結構いるということですね。
しかしね、それでもやっぱりそう言われて不安になる人もいるんですね。ですから、何々と自分で、私はよく知りませんが、温熱療法だとか何とか療法だとかいろいろあるみたいです。で、そういうことをやっている。あんまり効かないんじゃないのかなと思ってますけども。あの、まあ、気休めなのかも分かんないし。あるいは私の玉川温泉と同じかな、なんて思ったりしてるんですけどね。私も玉川温泉には15年ぐらい通ってますけど。で、それもさっき言った消化器系統のがん予防のためと思って行ってたんですけどね。
ただ、今ではもう、私は…確かにある意味では効くと思っているんです。ただし、それは、あの、ちまたに言うような末期がんとか何とかは駄目。それはかえって殺されちゃうと。なぜなら、私の論理で言うと、あそこは抵抗力をつけるところであると。だから、強い温泉、そういうところへ入って、あるいはブナの木の下でマイナスイオンで、食欲が出て、体力をつけて、強い温泉にあたって、それで、あの温泉がそういうことを鍛えてくれる。それでがん自身、がん細胞を抑え込んでいくと、そういう意味の効果があるんだというように、私は思っているんですよ。
だから、体力のない人はあそこ行ったら殺されちゃうよと。行かないほうがいいと。だから、私なんか、あの(笑)、「玉川温泉博士」みたいに思われてね、相談されることが多いんですけどね。「あの、どういう状態? 手術したんですか、しないんですか?で、医者には何と言われてます?」って。で、「手術してどのぐらいたちますか?」それで顔色見ながら、「ああ、じゃ、いいでしょう」とかね、「いや、まだ行かないほうがいいんじゃないですかね」とかね、そういうようなあれ、判断してますけどね。
当初PSAの数値が、再検査して、がんだという判断された段階で、まあ、何かの資料見て、アガリスク(※)ががんとかにいいとかいうふうにちょっと、見たもんで、ほんなら、まあ、飲んでみよかと。ほんでまあ身内の関係でそういう関連、ちょっと、知り合いがありましたもんで、購入して。えー、当初はまあ、1錠ずつぐらい1日飲んでまして、それで数値がもうちょっと、5~6とか上がってくる段階で、まあちょっと、2錠ぐらいなんですかな、1日。で、現実はそう…うまいこと…言うたら悪いけど(笑)、どう対応したとは分かりません。
――どう対応したら分かりませんというのは…。
ええ、気休めで飲んだんか(笑)。まああのー、確実に数値は上がってきておりますんでね。実際、それ飲んだから(PSA値の低い状態が)長引いたとか、長く持ったとかいう感じも、まあ、受けてはおりません。
※しばしば「アガリスク」と呼ばれますが、正しくは「アガリクス」(カワリハラタケというキノコのラテン語の学名に由来する)です。
――さっきちょっとその、いろいろ薬を試したって言ってらしたんですけど、どんなことをされてたのか、もうちょっと詳しく教えてくださいますか?
えーと、薬はね、薬言うたらまあなんじゃったかなあ、よう覚えてへん。ノコギリヤシてのね、買ってだいぶ飲んだし、それからホルモンのあれでかぼちゃの種、のなんか(笑)、あんなんも買ったりね。それからもう1個なんかあったけど、思い出さない。…だけどそれはあんまり役には立たなんだらしいけどね。うん、元気にはなったけどな、うん、病巣のほうまでは、ならなんだ。
実はその自分が自己治癒力を高めるという意味で言うと、実は有名なまあその、えーと、統合療法、統合医療を追及されている有名な、もうがんの世界では有名な先生がいらっしゃいます。
その先生のところに、えっと、実は自分はその気功をやるとかっていう流れの中で、その先生のお名前は前から存じていたので、まあ自分が治すというね、考え方の延長線上にある考えと一緒だというふうに思ったので、その先生のところに早い段階で行きました。その先生とお会いできる機会を、ありましたので、実はそのそれがセカンドオピニオンじゃなくて、まあ第二の主治医として、えっと、ずっとサポートしていただいています。
なので、心配になると、西洋医学的な方法でやっていることも相談をしています。うん。基本はその先生も西洋医学でおやりになっていますので。安心できるのはね、泌尿器科という性格上からかも分かんないけど、行ってもいつも血液検査だけですね。(主治医の)先生、決して、まあ一生懸命やってくださっていますが、その第二の主治医、一生懸命話も聞いてくださり、にこやかに応対してくださる。それでもう素晴らしいです。
でもね、パソコンに向かいながら、今どきの治療ってそうですね。血液データを診ながらですね、だから、えっと、顔を、まあ顔色ぐらい診てくださっているね、もちろん。にこやかにあいさつしてくれるわけだから。ちゃんと診てくださってますよ。でも、(泌尿器科では)いわゆる触診とかないわけですよね。舌、舌を診るとかっていうのはないです。でも、それは、もともとは外科の先生なんですけどね、有名な病院の外科部長をされた先生、経験もある先生ですけども、内科もご覧になるので、行くといつもまず触診から始まりますね。
…おなかもちゃんと「じゃあ、横になってください」と言って、こうやっておなかをあたって診てくださるし。昔のお医者さまのおやりになる、まあ年配は年配なんですけどね。安心ですよね。やっぱり、人間として診てくれているっていう気が。いや、あの、主治医の先生がそうじゃないっていうことじゃないんですけど、泌尿器科の先生は診ないんですね。
あのやっぱり、転移してる、頭まで転移してたから、そのがんがほかに、まず基本的にはこれ以上転移しないように食い止めなきゃいけないなっていうものがね、ありまして。僕もそれで、薄々その「これは余命何年て言われてるんじゃないかな」というのはもうピンときたんで。で、そういうふうにこう、いろいろこう、友達に説明を受けたときに、それじゃ、これをやるべきことをやってみようっていうんで。で、真剣に、それまではサプリメントなんて全然飲む(気が)…送ってもらってきたんだけど、飲む気なんか一切しなかったんですけどね。でも事の状態が、自分が大変だなっていうことが分かったんで、やれることは全部やろうというんで。
そのときは、サプリメントもそうだし、あの、気功も、「あなた、気功も受けてみない?」っていって、あの、1ヶ月間、その、がんと分かった次の日から、気功に毎日、1日2時間かけて気功を受けてました。1ヶ月。ただ、気功は2時間かかると、1日1万円かかるから、1ヶ月ずっとやると30万かかっちゃうんですね。それよかもっと安…「気功でももっと、あの、安い気功があるよ」っていうんで、友達に紹介してもらったね、あのー、気功があるんですよ。それは、あの、講習を受けて、それを自分で、気功をやるんですけどね。そういう気功は、講習は1回が3,000円ですから、3,000円でそのままマスターすれば全部それで済むわけですよ。
それで、その気功を毎日ですね、朝ね7時に起きて2時間ぐらいですか。そいで、気功で、お水を飲むといいですよというんで。で、お水は1日5リッター飲んでくださいと。そうすっと、気功をやって、朝の7時から2時間ぐらい気功やって、1日、その、そのときにもう2リッター飲んで、それからあと3リッターを1日のうちで。トータル1日で5リッターを毎日飲む。それで、そのお水を飲むことによってがん細胞をアポトーシスといって、がんを流し出しちゃうというあれがあるらしいんですよね。で、そのままお水を、あの、飲む。そのお水も、水道水じゃ塩素が入ってるから、発ガン物質入ってるから駄目だから、要するに普通のミネラルウオーターとか、僕の場合は、あの、セラミックで作った石につけて、5時間つけたお水を作って飲んでたんですけどね。今もそれも飲んでるんですけど。
そういうふうにして、あの、お水を毎日5リッター1ヶ月間飲んだ。そしたら、気功の先生がこう見たら、「がん細胞が消えてるよ」っていって。それで数値を今度は病院に行ったときに検査したら、本当に消えてたんですよ(※)。だから、「すごいなあ」っていうね、ものは感じて。最近、でも、良くなっちゃったらあんまり気功やってないんですよ(笑)。
※PSA値が下がって、骨シンチの影が消えたということ。この方はリュープリンとカソデックスの治療も受けています。
あの、いろいろ調べた結果、そのフコイダンという、健康食品といいますか、代替医療の、私はお薬やと思っておるんですが、実は何か健康食品ということで、飲むじゃなくて、食べるという表現をしてあるみたいなんですね。で、ちょっと、おかしいですけれども。とにかく、それも、いろいろ、こうネットに載っていますし、フコイダン買いましたところ、いろいろその資料も送ってくれまして。ますます、フコイダンは絶対とは言えないですけれども、相当効果があるだろうということで、私も、家内も一緒に飲んで、現在に至っております。
1日この3グラム、場合によっては、ほんとに治療だと、この6グラム飲むといいよというようなことも書いてありましたんで、6グラムですと、えー、この倍を飲まないかんということで、金額が大体1日に2000円になりますけれども。あの、これが高いか安いかは、まあ人それぞれだと思いますけども。とにかく、フコイダンとしては、これが今のところ、一番お安くといいますか、に、飲める値段だと思います。それでまあ、これを2ヶ月ぐらいですと、それでも、えー、倍飲んだとしても、2000円、まあ、1ヶ月6万円ですけれども、あの命にとか再発の心配とかそういうもん考えれば、あの、ある意味では、あの…出ない金額でもないかなあと、私らも年金、年金生活ですので、あのー、厳しいですけど。ほいでも、1年ぐらい手術、来年ある時期に2ヶ月ぐらい連続して6グラムを飲んでみるかなとは思っておるんですけども。
前立腺の場合はね、また、女性(の前)ですけど、びろうな話になりますけど、まあおしっこが途切れるようになったりね。出てビュっと飛ばない、途切れるようになった。その若いときのように、おしっこしようと思う、意識でぱっと便器の前立ったときになかなか出ないと。出そうなんだけど出ないということと、夜中に4回も5回も小便に起きるという、それが一つの症状やいうことを言われましたわ、前立腺の場合は。
僕は、今、現在としては、このまま75歳まで、以上まで引きずって、まあお墓に行くまで引きずっていくと思います、前立腺は。でも先生に「もうこんなに元気ですからよろしいでしょう」と、この前も暮れに、12月の暮れに―定期的に行ってんですけど―言うたら、「いや、やっぱりそれはもう突如ということもあるし。まあ取りあえず距離を持っておったら、いつでも、あんたも来られるだろう」と。「ねえ、そうしたほうがいいやろう」という形で、「今、あんたはもう治ったよと言ったら、また一から、ここへ来んならん」と。「それよりもこのままずっとね、ずうっとお互いがこうやっていきゃね、いいんじゃないですか」って、こう言われたから。この言葉はやっぱり値、千金に値すると思いますわ、やっぱり。