投稿者「dipex-j」のアーカイブ

障害学生の語り

聴診器は本当に色々試して、音を大きくできるものを使うことにした。それでも聞こえないものもあったが、先生からは、聴診だけで判断するわけではないと言われた(手話)

聴診器は、音を大きくできる聴診器があったりとか、また、聴診器をパソコンにつないで心電図が見れるっていうのもあるというのを知っていたので。
でも自分、実際に使うのは何がいいかっていうのは分かんなかったんですけど、担当の先生と多分、基礎看護学の演習だったかなと思うんですけど、担当の先生が、ヘルスアセスメント(視診や聴診などから体の状態を判断する技術)の担当の先生、2人の先生とお会いして、いろんな聴診器の会社に来てもらって、実際に使ってみる…。
普通の聴診器だと本当に聞こえないので分からないんですけど、全く聞こえないので、音を大きくできる聴診器も、それも使ってみたんですがやっぱりそれもちょっと無理で、機械につないでっていうのはあるんですけど、肺の音、呼吸音は出ないとか、おなかの音も出ないとか、心臓だけ、その心拍だけは(出て)、(でも)雑音とか、そのいろんなものが全て情報が、出るわけではないんですよね。なので、まあ十分ではない…。
で、次に新しい聴診器というのが出たんですけれどもリットマンの、まあ、有名な会社ですけど、音を37倍に大きくできる聴診器というのが出たんですね。それを試しに聞いてみたら、分かったんですね、それで初めて…。で、それを買って使うことにしました…。

そ のときに先生がおっしゃったのが今でも覚えているんですけれども、聴診器が全てで、(それで人の身体の)全て分かるわけではない、大切なのは目で見る情報というのもできるし、触ってみるとか、喘鳴とか、はっきり聞こえるけれども、その何だろう、ちょっと微妙な音で、判断するのはありますよね。(音だけではなくて)他に、目で見て判断するっていう方法もある。そういう技術を身に付けて磨いていけばいいよというお話をしていただいたことを覚えています。
そして音の種類っていろいろありますよね、肺の音とか。その特徴を何か、この音の場合はどんな病気が考えられるとか、っていうことも覚えなきゃいけないよということも言われました。音によっていろいろ違いがあるということも覚えて…、あとDVDで、いろんな音を収録しているのがありますよね。それも借りて勉強しました。
でも実際なかなか(自分で音を聞いて)判断するのは難しいんですけれど、まあ、そういうのがあるんだなということはとても勉強になりました。

障害学生の語り

腕にシャント(透析用の血管)があるので、患者さんを移動させる「体位変換」が教科書通りに出来なかった。先生や友人と一緒にシーツや枕を使いながらできる方法を考えた

演習のときにできない手技っていうのが、例えば体位変換ですね。体位変換、体を患者さん、寝たきりの患者さんを、抱えて横に向けるであったりとか、その患者さんを搬送するっていうことに関しては、内シャントって、こう(手首に)透析の血管ありますね、あれは上から重さを載せてはいけないってなっていますので、そこはやっぱりできないっていうところがありました。なので、できるだけ、そこの演習に関しては、避けていただくようにはしていました。はい。それは先生にお伝えをして、友人にも伝えて、これはできないんだっていうことはお伝えして、そこは、あの、理解を得たのかなと思います。はい。

――特 にそういうできないことは、もうそこはスキップでっていう感じで問題なかったですか?

いや、スキップではないんです。そこは学校の先生に、「できなければ、では、できる方法を考えようか」って言われるんですね。
なので、手をこういうふうに(ベッドに寝ている患者さんの腰の下に)入れて体、横に向けるって難しかったので、手を入れない方法で横に向けるっていう方法を考えていくんですが、自分1人では、思い付かないんですね。
なので、友人たちがサポートしてくれる、そこは。「じゃあ、一緒に考えよう、○(インタビュイーの名前)」って言って、一緒に「どんなふうにやったら横向けれるんやろうね」っていうのを、いろんなシーツ使いながら、枕使いながらっていうのをみんなで考えてくれて、これやったら内シャントに影響ないよねっていうのを、みんなが手伝ってくれたんですね。
まあ、そこは本当に、もう、ありがたいなっていうふうに、思いながら、いました。はい。

それ、学校の先生のテーマだったので、「現場に行ったら、じゃあ、誰にお願いするの、あなたは」って言われたんですね。ああ、そうだな、現場って確かに、透析をしていましたので現場は忙しいことはよく理解できますので、「僕、できませんじゃ駄目だよね。じゃあ、できる方法、あなたでもできる方法をやっぱり考えないといけないよ」っていうのは、(学校の先生に)言われたんですね。
ああ、確かにそうだなって思いながら、それで自分が、じゃあ、できる方法をっていうのを、みんなが一緒に考えてくれました。はい。

障害学生の語り

英語のリスニング試験は、なぜかヘッドホンをつけたら聞こえると思われていた。結局2年間、音は聞こえるが何を言っているかはわからないまま、別室受験を続けた

英語の、学部最初の2年間は英語の授業でリスニングもあったんですよ。試験もあったんですけど、あの、なあなあで終わってしまったので、私は学部時代の英語の成績がA取れていないんですけど、リスニングのせいで。

――それはリスニングも何かに置き換えるとか、そういうこともなく?

置き換えがなかったんですよ。で、さすがに、あの、(入試の時に英語の間にスペースがない文章を渡されたという)変な試験ではなかったんですけど、別室でイヤホンすれば聞こえるって言われて、いや、そういう問題でもないと思いつつ、こっちは何かこう反論するような客観的な資料とか、材料とか一切当時持ってなくて、今でもそうだと思うんですけど、聞こえない人はどこまで聞こえてて、英語が聞こえるのか、聞こえないのか、第二外国語が聞こえるのかっていうのが客観的な資料ってなかなかないので。
で、学生のときにそれを先生に見せるのも難しくて、なのでそのままヘッドホンで分からないな、って思いながらリスニング受けたんです。

――実際、その教員側は、それを準備した人は、ご自身はヘッドホンをすれば聞こえるだろうって思ったんですか。

自分では…、いや、(聞こえるとは)思わなかったんですけど、聞こえるわけはないと思いつつ受けてしまって。

――実際聞こえないんですよね。実際。

音は聞こえるけど、やっぱ何を言っているかは分からない。で、それ自分の努力が足りないせいなのか、本当に聞こえないのか自分で判断できないから、反論していいのかどうかも分からない状態ですね。いつか英語が本当に聞き取れるようになるのか、努力が足りないのかっていうのが自分では分からない。

――それって、すみません、私がその聴覚のことがあんまり分かってないからちょっと聞いてしまうんですけど、音が聞こえているけど、その、言葉として理解ができないっていう感じなんですか?

あの、多分母音しか聞こえてないって言ったほうが分かりやすいかもしれない。

――母音?

あの、母音だけ。子音はほとんど聞こえていない状態。あと、音は聞こえてるけど子音が聞こえてないから、何か判断ができないみたいな。

――じゃあ、音が何か鳴っているけど全然言葉としては分からない?

ですよね。自分の頭の中にある音と、言葉と音が結び付かないから。例えば、日本語で「こんにちは」が、「おんいいあ」みたいな感じになるので。

――それでも、別室受験は別室受験だったんですか。

うん。いや、私が当時そうやって(結局その形式のリスニング試験を2年間受け続けて)なあなあで済ませてしまったがために、その後に続く学生たちも同じような、試験を受けさせられてて、そこは大変申し訳なかったと思ってます。

障害学生の語り

大学で困ったのはノートが取れないこと。パソコンを使う前は記憶だけで勉強していたが、それでも当時は大学に配慮を求めるという感じではなかった

(学内で困ることは、)学食でお盆が持てないとか、あとは、だから一番はノートが取れないんですよ…。うん……。で、パソコンを使ったのは2年…。当時はまだ記憶力があったんで、その記憶だけで勉強するっていう方法もできなくはなかったので…、そんなことはずっとやっていました。

――じゃあ、とにかく授業に出て記憶をするぞっていう感じで、こうしっかり聞いている?

そう、そう、そう、そう。でも、やっぱり途中から、もう体力がもたなくなって2年生上がったぐらいから、だから、やっぱり1時間、朝起きれなくなってくるんですね。だから1時間目の授業だけ、赤点というか出席が足りなくなるみたいな。

――でも、その中でも何かこう、あの、配慮を大学に求めようみたいな、そんな感じでは全然なかった?

なかった。うん。

――もう、これで、この中でやるもんだっていう。

そう、そう。あ、自分なりにはやっていましたけど、成績がかなり悪かったです。

障害学生の語り

中国語の授業の時に、自分だけテストをやらなくてもいいと言われたことがあり、なんで僕だけと思いつつ、半分はテストをやらなくていいのだと思って嬉しかった

――ご自身が、あの大学側にこう配慮をしてほしいっていうふうにお願いをするときは、具体的にこういうふうにしてほしいって言って、配慮の中身までお伝えしたような感じですか、それとも一緒に考えていったという感じだったんでしょうか。

うーん、一緒に考えてやったっていうほうが近いかもしれませんね。その…、生活支援課っていうとこに、ちょっと、そういう人(支援の担当者)がいて、そこら辺をちょっと頼んで、で、それで、そういう(支援が必要な)場合どうしましょうかって感じで…、一緒に、相談に乗っていただいて、そして解決策を図るみたいな感じでしたね。

――何かこう、これはやったけど、うまくいかなかったなっていうようなことってありますか、授業関係で。

うまくいかなかったこと、うまくいかなかったことは…、ああ……。例えば、何だろうな、中国語の、試験のときとかは、その先生によってテストの、テストとか、変わるんですけど、なぜか、その中国人の先生の中国語のときは、何かよく分かんないですけど、「テストをやんなくていいぞ」って言われて、なぜか分かんないんですね。何か、「見ただけでも分かるから、テストをやんなくていいよ」って言われて、それでやんなかったのは、ありますけど、何でだか、よく分かんないんですけど、というのは、ありましたね。

――ご自身は、そういうとき、どんなふうに思われるんですか。

まあ…、何で僕だけっていうのは、ありますけど、正直言って、ちょっと、半分はうれしかったですね。テストやんなくていいんだって感じで、正直言うと。

――それでも単位は認められた?

はい。そうですね。単位は認められました。何でだろうな、何でそんなっていう感じです。はい。

障害学生の語り

専門科目の試験については、同じように自分が困っていることを伝えても、先生によってサポートを受け入れてくれる人もいれば、そうでない人もいた(音声のみ)

――そっち側(医療の専門科目)では何か、ご自身、これ困ったなとか、これお願いしたなみたいなことはあったんですか?

そうですね、あ、総合科目に関しては、えーと、全部その自分のサポートは受け入れてもらえたんですよ。で、まあ、医療系の科目やと、まあ、ちょっと言っちゃうと、何か、何で元医者のくせに(発達障害のことを)知らんねんっていう、感じの人もいてたりとかして、あの、サポートを受け入れてくれる人もいれば、何かあんまり受け入れてくれないような人も。(自分からは)同じような感じで、(自分が困っていることを)言ったりはしてたんですけど、先生によって(対応が)違ってましたね…。
まあ、ただ、その医療系の試験、試験に関しては結構、まあ、そんな総合科目みたいに何か長文を書けみたいな、試験がほぼ、ほぼなかったんで、試験に関しては全然問題なく受けれてはいてて。
で、何か、もう大学生になってくると、こう何ていうんですかね、ほんまに高校生までは何ていうんですかね、あの、これぐらいの文字まで拡大してもらってやってたんですけど、あの、大学生になってからはこうしっかり文字の認識もできるようになったんで、全然、あの、その拡大コピーしてもらわずに、その普通の試験でやっていたりとかもしていて。
で、そういう担当教授のそこの先生、あの試験のときはこう何か、レポートは、レポートをやるときはこうパソコンを使わしてもらったりとか、ほんまに先生によって違うっていうふうな感じでした。

――先生によって違うのは、その先ほどもおっしゃってた障害をもっている人たち向けのちょっと窓口があったっていう話だったんですけど、そういう所にも相談をしたりとかは、先生によってちょっと違うんだけどっていうような相談をしたりはされなかったんですか?

えーと…、何か相談しようとは思ったことはあったんですけど…、でも何か、ちょっと時間がかかるけどやったらいけるからいいかなみたいな感じで思ってしまったりしてて…、何か。でも、ほんまに何かこう成績とかそういう系の、問題でほんまにやばいなって思ったときは、相談をしたことはあります。基本的には何か、あんまり相談してなかったと思います。

――何となくやって、やってこれたというか。

そう、そうなんですね。

障害学生の語り

教科書の内容をテキストデータに変えてもらっていたが、それでも読みにくいものもあった。また専門用語はあらかじめ授業の内容を通訳にも送ってもらっていた(手話)

教科書なども読めないですので、テキストデータに替えてもらったりしていました。しかし、先生によっては書き方が古い、かったりして読めないなど、視覚障害者として読みにくい面などもありました。その辺のところの理解が足りなかったかなという時がありました。

――視覚障害者でない人が、あのー、そういう人たちに分かるようにもうちょっと詳しく教えていただきたいんですが、視覚障害の方が分かりにくいなって思うような、文書とかテキストって、どんな感じなんですか。

点字に替えられる機械があるんです。その機械について。最後に実際に見てもらったほうが分かりやすいかなと思いますけれども、その機械でテキストデータを読み取って点字または音声に替える、変換するということをやっています。
しかし、点字や音声の場合には、例えば図など、また写真などは読み込むことができません。文字だけを読み取ることができるわけです。また、レイアウトも工夫が必要になってきます。それもテキストのルールがありまして、その文章をきちんと読み取らなければなりません。ですので、例えば、縦書きの場合には読み取ることができないんです。イメージとしては横書きで箇条書きみたいな書き方をしなければ読み取れないです。その辺りがうまく点字や音声に変換ができる方法としてうまくまとめにくかったりしてしまうんですけれども、レイアウトが見やすくなるように、見えてしまうところが、文章のレイアウトが、文章のレイアウトが乱れてしまうようなイメージになってしまいます。
ですので、点字の書き方を分かっている人がいない場合には、なかなか視覚障害者としては理解をうまく、レイアウトを作ることが難しいということがあります。基本的に、普通の文字、墨字という言い方をするんですけれども、それに合わせた情報になっていますので、見える人が理解しやすいような工夫になっています。ですので、視覚障害者としては読みにくくなってしまうことがあります。特に図など。グラフ。またグラフやデータなど、見える人の場合には分かりやすいですけれども、視覚障害者としては、ただの文字が羅列されているような様子になってしまいますので非常に分かりにくくなってしまいます。

――社会福祉の勉強だと、グラフが出てきたり、あとは専門用語もあるかなと思うんですが、そういうものは、あらかじめ、通訳の方に伝えたりとか、そういうことはしてたんですか。

はい。グラフなど、または表などは、あらかじめ通訳者に、説明をしてもらう、または先生によってはグラフの内容を分かりやすく説明してもらったりすることがありました。ですので、それを参考にしていました。

――専門用語はどうされてましたか。

それも資料を、私だけではなく通訳者にもメールをしてもらいました。そして、通訳者にも授業の内容をイメージできるように、あらかじめ、資料などを読んでもらっていました。

障害学生の語り

専攻が数学科で、ノートテイクは専門的な知識がある人を探すのが難しかったため、友人の授業ノートをコピーするのに、教員用に準備されたコピーカードを付与してもらった

こう板書を、ノート書くって、まだ自分の時代はそういう時代だったんですね。で、大学の本部っていうか、大学全体としてノートテイクっていうボランティアを募ることはできたんですけど、数学科の授業なので、分かってる人が書かないと、「何だ、これ?」みたくなるわけですよ。何か、「数式の書き方分かんない」とか、「記号、何ですか、これ?」みたいな。こう、だから文系の子が書いたら訳分かんなくなっちゃうわけですね。

――そうか、そこは専門性がちょっと要求されるんですね。

そうです、はい。なので、どうしようかっていう話になって、それこそ友達をつくって、その友達にノート取ってもらって。で、コピーカードってあるじゃないですか、コピー機の。あれを事務から頂いて、もうあの、「なくなったらどんどん言ってください」って、「もう、要はいくらでもいいですよ」みたいな。

――もうフリーで使っていいコピーカード?

はい。だから要は、「なくなったらもう1回あげるからね」みたいな。オッケー頂いて。

――それはもう大学のほうから、あのー、配布っていう形だったんですか。

要は数学科の事務室からですけど、まあ結局、まあ大学にお伺いは立てたのかもしれませんが、そういうのを、まあサポート頂いて。

――じゃあご自身の負担はなかったんですね、そこに。

ああ、あのー、お金の負担はないですね。でもただ、そのもらったカードは教員用なんですよ。で、教員用のコピー機と学生用のコピー機ってあるんですね。で、カードが違うんですよ。で、建物によってどっちが置いてあるのか違うわけですね。結局、お友達にコピーしてもらうときに、「あっちまで行ってきて」とか言えないから、学生用のカードは買いました。それぐらい買っていいよねって、自分たちで買うよねっていう。それは別に、あのー、事務局に言わないで、もう自主的に。さすがにそこまではちょっとお願いできないので。

――その辺はちょっと、さすがになっていうのがあったんですね。

ありますね。

――そこら辺、その、さすがになっていうの、「もうコピーカードは1個もらってるから、さすがに学生用のフリーのカードをもらうっていうのはちょっとな」っていう。

や、教員用は5,000円なんですよ50度とかいって。で、学生用は1,000円なんで、枚数違うんですけど、ま、(学生用は)安いほうだから。

障害学生の語り

自分の大学はそもそも試験などもすべて「持ち込み可」なので、何とかなっていた。「持ち込み可」ならちゃんと資料を取っておけば授業やテストは問題ないと思っている

――普段の授業のときとかに、ご自身が困るから、(大学側に)こうしてほしいなとか、そういうことって大学に伝えたりとかしたことありますか。

はい。伝えたことは、ないですね。
なくて、何で授業に関して、ないのかっていうと、うちの大学はほぼ、持ち込み可だからです。その資料とか、そういうのを、授業で学んだことを持って行っていいっていうテストが多いので、その多分持ち込み不可だったら、僕は多分全部単位落としていると思うんですよ、勉強できないから。その勉強する努力はするけど、勉強はできないので、何だろうな…、そう。そういう目で見ると大学は、優しい、この大学は優しいなって思います。
まあ、一般、健常者の方たちは、勉強できるから、いいかもしんないけど、それは努力とかの問題で。僕は努力してもできないことが多いから、だけどやっぱ持ち込み可だったら授業を頑張ったり、ちゃんと資料を取っておけばできるから、僕は授業とかテストに関しては問題ないと思っています。

障害学生の語り

ジェンダー論についての講義で、CMを観てジェンダー論的な視点で論じよという課題が出たが、CMは視覚情報なので、自分はそれを音楽に替えてもらった

何かそのジェンダー論みたいなことについての、講義のときに、他の学生に与えられている、課題というのはテレビのCMを見て、どのCMでもいいから、それをジェンダー論的な視点、まあ、フェミニズムなんかの視点から分析して、論じなさいみたいな試験があったんです、その課題があったんですけれども、僕の場合はそのテレビCMを分析するというのは視覚情報だから、フェアじゃないだろうということで、ポップスでいいから、何かポップスの曲、楽曲を何か1曲探して、その歌詞を通して、そこから見えるジェンダーについて論じるという課題に、あなたの場合は替えましたっていうふうな、えー、ことをこう言ってもらったりとか。