インタビュー内容テキスト

あと、夫婦生活のほうは、何て言うんでしょうかね、私自身が、何か触れられるというか、触られるのが怖いというか、痛いとか何とかじゃなくって、何となくこう傷口が…壊れてしまうんじゃないかというのは(笑)おかしいんですけれども、何となくこう不安感があって、なかなか。だから、積極的にはあまり好まないというかな、前よりはずっと回数がこう減ってしまって、主人にもきっとそういう思いが伝わっていったんだと思います。手術したときは46~47ぐらいだった、46? 47になる年だったような気がしますね。だから、そんなことで、自然に、だんだんに結局、減っていったというか、少なくなっていったというか、主人としてはやっぱり不満なところもあったのかもしれませんが、それは表に出しませんでした。
夫婦生活のことで話し忘れたことがあります。
ホルモン治療で女性ホルモンをシャットアウトしているため、夫とセックスしても、まったく感じることがなかったです。何か自分が人形にでもなったような、無機質な物体にでもなったような感じで、非常に驚きました。そして、セックスが無意味に感じられ、愛情があっても、一人で愕然としたのを覚えています。
主人には、このことは伝えていません。しかし、40代前半の患者会の仲間に、夫婦生活のことを相談されたときに、私の経験を話したら、同じ経験をしているんだということがわかって安心したという返事がかえってきました。
この“感じなさ”は、皮下注射のホルモン治療をしている患者でないと理解できないと思います。若い人にとってはつらいことではないかと思っています。

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