インタビュー内容テキスト

私のこのしこりを。こっちだけど(右胸を指して)、しこりを、友達に触ってもらったんですね。「ここ、できてるんよ」って。したら、その子が、もちろん同い年なんですけど、その子が、「ああ、私も同い年だから、気を付けんといけん」って健康診断受けてくれたんです、その子は。そしたら、婦人科の検診で、子宮がんが見つかった。だけど、その子は初期だったし、会社とかの健康診断じゃなくて、自分、個人だけで健康診断受けてくれたんですね。で、見つかってくれて、そうたら、その子が、自分もがんなのに、「ありがとう、教えてくれて」って、言ってくれたんです。うん、じゃけえ、この子にも、私も助けられたし、その子も、いまだに「ありがとう。ありがとう」って。で、「同じ、がん体験者やね」って、今でも話が、その子とできるんです。だから、ね、「借金と病は隠したら駄目」っていうのがそこで、本当、家族は普通に、背中、うん、押してくれてました。

――そのお友達に、そのしこりを触ってもらったなんて、何だかとても驚くんですが、そういうことにも抵抗がなく? まあ、すごく親しいお友達だったんでしょうか?

いや、それはね、先生、看護師さんからの言葉だったんですけど、乳がんのその硬さっていろいろなんです。いろいろっていうか、乳首がへっこむ乳がんの方もいらっしゃるし、皮膚を突き破ってがんが出て、出る乳がんの方もいらっしゃるし。あと、しこりってね、しこりっていうけども、石の硬さとはまた違う硬さなんです。それは、触ったことのある人じゃないと分からない、乳がんの硬さなんで、先生が、「今ね、乳がんが23人に1人。これからもっともっと増えるだろう。だから、その乳がんの硬さを知ってもらうには、やっぱり触らせてあげるべき。べきっていうか、触らせてあげることが一番、予防にもなるんだよ」って。「だから、親兄弟はもちろん、触ってもらって、その硬さ、異常な硬さを、乳がんの硬さを知ってもらいなさい」って言われたんで、私はだから、余計にこう…「これ、ここにあるよ」って言いましたし、あと、抗がん剤で、まあ、ちょっとだけだけど小さくなったときも、「ほら、小さくなったじゃろ? 抗がん剤で」とか言って、いろんな方に。いろんな方って言ったらおかしいけど、触って、「自分もじゃあ、気を付けてね」って、言ってました。

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