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インタビュー時:43歳(2019年11月)
関係:娘(実母、祖母を介護)
診断時:母62歳、娘38歳、祖母88歳(3人家族)

20年ほど前に、娘(一人娘)は起業し実家から独立した。2015年頃から母の異常行動に悩まされ、ピック病を疑うも、母の激しい抵抗に遭い受診させることができなかった。ほどなく母は万引で警察に保護され、起訴・裁判を経て、前科一犯となった。裁判後に入院した病院の精神科で、前頭側頭型認知症で大脳皮質基底核変性症*の疑いがあると診断された。そのような中、祖母が2019年の夏に脳梗塞で倒れて認知症が進み、現在は、母と同じ特別養護老人ホームに入居している。
難病支援センター「大脳皮質基底核変性症」の項を参照

語りの内容

警察の方に保護される前に、あのー、チョコレートとか、あとは何か大福、あんことか、そういう甘いものが冷蔵庫に満タンに入っていて、…甘いものをとにかく1日にものすごい量食べ、食べてたみたいです。うちの祖母も「おんなじものばっかり買ってきて」って、「で、私には一つもくれない」っていうのを言ってましたね(笑)。
もともと母はそんなに甘いものを食べるほうではなくて、あの、よくアーモンドチョコレートをその一箱を何日もかけて食べ切る。ま、1日1粒、2粒ぐらい、ぐらいしか食べなかったんですけど、冷蔵庫開けたときに、あの、結構大きな冷蔵庫なんですけど、そこにチョコレート、大福、それから、…ま、えー、生クリームの入った何かケーキ類っていうんですか、シュークリームとか、そういった甘いものがたくさん入ってました。もう賞味期限も切れてるものとかもたくさんあって、うん、…明らかに食の好みも変わっていたみたいですね。

私は: です。

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