インタビュー内容テキスト

子どもがまだ小さくて、当時下の子がいくつだったのかな? 1年生、いや、どうでしったっけ? えーと2年生、かな。2年生の終わりぐらいだったんですね。それまで一緒にお風呂とかへ入ってたのに、もう入れなくなるなっていうのはありましたね。まあ自分で、「お母さんのおっぱいもうなくなったから、ほらこんなふうになくなったのよ」って言って見せることができて、「一緒にお風呂に入ろう」っていうようなことができればですね、自分がそういふうにすることができたらいいんでしょうけど、やっぱり子どもにショックを与えたくないし、どう思うかなっていうので、それっきり、一緒にお風呂に入ることもなくなったので、あの本当はね、もう少しスキンシップをする時間が下の子とはあったほうが良かった、欲しかったなっていうふうに思いますね。お兄ちゃんのほうはあのー、年が4つ離れていてお兄ちゃんはもう6年生になっていたので、でもその頃まで一緒にお風呂とか入っていたんですよね。で、子どもたちにも、一緒にお風呂に入っているときに私言ったんですよ。逆に私のほうから子どもに告知するような感じでですね。「手術して胸をね、切り取らないといけないから」とか言ったら、「へー」とかって言って。ことの重大さがわかってないから、「えー、それ乳がん?」とか普通に言うんですよね。「うん、まあそう」とか言うと、「ふーん」とか言ってるんですね。で、その前にあの、カツラになってても、乳がんだからカツラになっているということが結びついていなくて、子どもたちの中では。今でもなんか思い出したように、「あのときお母さんはカツラにしたっちゃもんね」…したっちゃもんねってこちらのほうでは言うんですけど、「あのときはカツラだったもんね」、みたいなことを言うんですよね。「病気だからカツラだった」、じゃなくて、「あのとき坊主にしたもんね」って感じなんですよね、子どもとしては。いやあ、坊主にしたわけではないんだけどって思って(笑)。何故そういう坊主になったのかっていうのが理解できてなかったんですよね。まあそれは良かったのかなと思いますけど。結果的に「お母さんが病気で髪の毛が抜けて、ぼくのお母さんどうなっちゃうんだろう」とかっていうふうに、変に心配しながら学校に通うよりかは、能天気になんか何も気にしてないっていうほうがですね、助かったかなって思うんですよね。

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