インタビュー内容テキスト

そうですね。もうしようがないっていうか。今まではそう思わなかったです。絶対に痛みは嫌だと。ゼロにしなきゃ気が済まないんですね。もうお薬を何錠飲んででも、消えたという感じが来るまで気が済みませんでした。本当にうっとおしいものですね、あの痛みというのは。でも、ゼロにしなきゃいけないものでもないのかなっていうところまで、今。ちょっとあってもいいかっていうふうに思う自分が、ちょっと出始めているのかなっていう。あの、よく言う、「痛みのある自分を受け入れてうまくつき合いたい」までは、そういうフレーズまでいかないんですけれども。すっごく嫌なんですけれども、以前のようにゼロにしてやるっていう思いはちょっと減ったかな。あの、動ける範囲の痛みなら、よしとしようかな。で、寝て治るなら、さらによしというような感じで。
そこの変化はこう何年もかかる。10年ぐらいでしょうかね、かかりましたけど。あそこには戻れない。あの、「ゼロにしてやる」って思っていたときに生まれてしまった、あの苦しみに戻らないためにも、そうしようっていうことだと思うんですね。あの苦しみは本当に戻りたくないなと思います。お薬漬けの苦しみには戻りたくないから、なので、完璧は求めないようにしようっていう。まあそういうことなんでしょうかね。人もみんな完璧じゃないし、あの、お薬にも完璧を求めちゃいけないっていうか、もう全てそう思わないと、自分がまた、あの薬中毒になってしまうとか、そういうふうに思えるようになってきてるというぐらいのことで、あの、すごく思いますというところではないんです。まだそこまで立派にはなれないんですけど、はい、そう思い始めてきた段階かもしれません。はい。

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