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インタビュー時年齢:30歳(2019年2月)
障害の内容:視覚障害(弱視・色盲)
学校と専攻:大学・外国語学部(2007年度入学)

関西地方出身の女性。先天性の弱視で、色盲がある。小学校は普通学校で学んだが、中高は、盲学校に通った。中高ごろからとても興味があった英語を学びたいと思い、外国語学部に進学した。3年生の海外実習では困ることがあったが、周囲にサポートされて充実した時間を過ごせた。現在は、一般企業で働いている。

語りの内容

うーんと、…親元を離れていたという意味では、中学・高校時代から寮生活をしていたという意味ではそのとおりです。ただ、中学・高校は寮なので、もう扉を開ければすぐ同級生がいる。で、もう何か洗面所で歯磨きながら1時間、2時間、もうなんだ、同級生とペチャペチャしゃべって、何か非常に、もう大家族で住んでいるような感じで暮らしていました。
でも、大学生になったら、アパートでほんとの一人暮らしになったので、掃除・洗濯は、当番制で寮のときからやっていましたけれども、料理は、食堂がありましたので、食事を作る必要性はなかったんですよね。そこが非常に大きくて、やっぱり自炊というのが最初なかなかしんどかったです。で、最終的に結構近所に行きつけの、ご飯屋さんができまして、あのー、もうご飯作りたくないときはそこに行くというふうな、サイクルができたことで、だいぶ、落ち着いたかなという感じですね。

――最初は、ちょっと、迷いながらもご自分で自炊をされてた?

そうですね。結構張り切って自炊はしてました。はい。

――初めての自炊だったのかなと思うんですが、困ることとか、自分なりに、こういうふうに工夫していたとか、そんなことは何かあるんですか。

うーん、そうですね、まあ、基本やっぱり野菜炒めばかり作っていたなということなんですけど、ま、なるべく、ちょっと変わったスパイス買ってみたりとかして、味に変化を付けたりとかいろいろしてましたね。ま、料理番組見て情報を仕入れたりですとか、まあ、そういうこともしていました。うーん。

私は: です。

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